日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

動きながら考える

2013年04月05日 20時57分08秒 | 日本語教育

 日本語を勉強したいと言って来る人で生徒にならない人の特徴は2つある。

 1つは授業料を安くしてくれないかと言って来る人。

 もう1つは授業の開始を1週間以上先延ばしする人。

 この2つの特徴を持っている人は実際に授業を受けない。

 よく考えてみたら分かる。

 本当に日本語を勉強したいと思っている人は、自分が払える範囲内のお金なら、無理してでも払うし、本当に好きだったら、今すぐにでも始めたいと思うのが普通だからである。

 まあ、この法則は別に日本語の授業に限らない。

 ほかの習い事、仕事、友達、恋人、結婚とかいったものにも当てはまる。

 本当にそれが本人にとって大事だったら、費用に関係なく始めるし、何だったら費用が安いもしくは無料のところを是が非でも探して始めるはずなのだ。

 要は何事を始めるのも情熱が必要なのである。これがないと続かない。

 この件に関しては、「ユダヤ人大富豪の教え」にも書いてある。

 今決断をしないということは、結論を先延ばしにしているだけで、そうすることでは人生は何も変わらない。

 だから、一旦何かを始めようと思ったら、燃えたぎる情熱を持って、階段を一気に駈け上がるように突き進みなさいと。

 慎重すぎる人は何かをする前に、色々と迷って結局何もしない。

 「動いてから考える」

 何も考えずに動けば、失敗する確率は高い。でも、結局のところ、人は失敗しながらしか学べない。

 だから、より正確に言えば、「動きながら考える」である。

 Chikirinの日記では「成長したいなら、ひたすら変化すべし」という考え方が記事に取り上げられていた。

 そう、みんな変化するのが怖い。今と同じことをやっていれば、一定の生活レベルは保証されるから、敢えて新しい事に挑戦しない。

 でも、挑戦・変化しないと、成長はできない。

 僕も人である以上、多少なりとも向上心があり、人間としても社会人としても成長したいと思う。

 自分の中にある怖さを克服し、動かないと。

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