日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

モデルルーム見学

2005年04月19日 05時34分07秒 | ブラジル事情
 昨日の日曜日は家族で車でモデルルームを見に行った。

 一階の一番安いアパートが日本円で時価にして約280万円。現金一括だと約260万。2LDKのトイレ付きで車庫付き(屋根はない)。共益費は約6000円ちょっとを想定。日本人は安いと思うのだろうか?

 台所はコンパクトだけどそれなり。トイレもそれなり。子供部屋は結構小さい。また夫婦用の部屋はベッドと洋服ダンスを置くとほとんど空間はない。居間もあるけど、まあそれなり。モデルルームだからきれいな家具が置いてあって華やかではあるけど。

 場所はポルトアレグレ市の中心からかなり離れたところに位置する。車を持っていれば生活に苦労することはないが、商業施設が周りにはまだ何もなく、これから開発されようとする新興住宅地である。周りには新しいビルが竹の子のように立ち並び始めている。

 確かに今後発展が望めそうな地域であり、これからどんどん発展すれば不動産の価値もあがりそうな地域ではある。しかし、町の中心から遠く、バスでの移動を余儀なくされる嫁さんは、大学に行くのにバスを2台乗り継ぎ、片道1時間くらいかかりそうである。新築のアパートは2LDKでも最低500万円はする。それと比較すればかなりお買い得だけど、生活の利便性を考えると、交通費も含めて逆に高い買い物になってしまうのかもしれない。

 今住んでいるアパートは借家で築26年。3LDKのトイレ付きで車庫付き(屋根はない、因みに車庫は決まっておらず、なかったら路上に止めるしかない)。居間は大きくないが、各部屋はそれぞれ上記のアパートよりちょっと大きい。周りにはレストラン、ショッピングセンター、緑、公園などがあり、とても便利。さらに、町の中心にも大学にも職場にもすべてから近いところにあり、環境は最適である。共益費が8000円近くと高いが、周りの同様の物件をみているとアパートの値段は250万前後が相場のようである。

 モデルルームを見た帰りに、そのモデルルームがある地区の近くに住んでいる嫁さんのお姉さんの家を初めて訪ねた。この家がとにかく馬鹿でかい。小さい部屋も合わせると6部屋くらいある。今売りに出していて、売値はおよそ500万。なかなか買い手がつかないようである。

 あの広さには心地よさを感じるが、家族3人で町から離れた不便な土地で、大きな家に住んでも何か寂しいよね。小さい狭苦しい家に住むのもなんだけど。

 新しくて快適な家に住みたいという欲望はあるけど、家の購入は一生もんだし、じっくり考えたいと思います。

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1 コメント

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ブラジルの家 (Sao Paulo)
2005-04-19 15:21:52
サンパウロの中心に近い、築60年以上の家なんです。

まわりが、住宅に限定されているので、

何をするにも車がいるという所です。
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