日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

初めてiPhone4を見て

2010年10月07日 17時30分24秒 | ブラジル事情
 昨日、大学の日本語公開講座の授業に行ったら、生徒の1人が第4世代のiPhoneを持っていた。

 「あれ、新しいの買ったの?」と聞いたら、彼は自慢げに見せてくれた。

 サイト上で調べたら、16ギガの製品が849レアル(約4万2500円)、32ギガの製品が1149レアル(約5万5250円)。基本通話料は149レアル(約7500円)からである。

 うーん。高い。

 生徒は「とても便利です」と日本語で率直な感想を言ってくれた。

 僕はiPhoneの色々な便利な機能を紹介している日本のテレビ番組を見ていて、とても興味を惹かれたので、彼のiPhoneをマジマジと見てしまった。
 
 恐らく非常に便利な機能を搭載していることは疑いようがないが、僕にははっきり言って必要ない。

 携帯電話は電話とメッセージ送信機能しか使用しておらず、それ以外の機能があったところであまり使わない。

 2年ちょっと前に、人から譲り受けて使っていためちゃめちゃ重い携帯を買い換えた。人生で初めて買った携帯電話は韓国のLG製であった。

 今までとは比較にならないほど薄型になり、画面もカラーとなり、持ち運びも便利になった。一応カメラも付いていたが、あまりにも画質が悪く、使用に耐えないために使っていない。従って、使っている機能は電話とメッセージだけである。

 確か160レアル(約8000円)ほどだった。プリペイドカード式なので、基本通話料はない。

 使い始めて1ヶ月後には、画面上に黒い線が出てきた。保証期間内だったから、修理に出せば無料で直してくれたはずだが、面倒くさいのでそのままにしてしまった。

 そもそも高機能の携帯電話を持ち歩くのは、ブラジルでは危険である。強盗にあう確率を自ら上げているようなものである。大学の建物内で使用していれば問題ないが、野外ではかなりの危険を伴う。その点、僕の携帯は強盗の目には魅力的に写らないため、非常に安全である。

 因みに、僕は去年の大みそかにNHKのラジオ番組に出演した記念にiShuffleなるものをもらったのだが、使い方がイマイチ分からずに、全く使用していない。

 まさに「宝の持ち腐れ」である。

 昭和世代のアラフォーに、ハイテク商品はもう駄目ということなのか!?

 



 

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4 コメント

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Unknown (そなた)
2010-10-08 16:58:48
初めてブログを読まさせてもらいました。
自分はゴイアスのゴイアニアに住んでいます。
まさにこのブラジルの現実に日本人の意見は興味深いなと思いました。
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返答 (たけちん)
2010-10-08 20:06:13
コメントありがとうございます。

僕の生徒がこちらポルトアレグレから飛行機で、先週ゴイアニアの高校に授業に行ったそうです。


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Unknown (tomominha)
2010-10-09 00:47:03
日本では今iphoneは当たり前で、私の兄弟も皆iphoneを使っています。帰国したときにいろいろ見せてもらいましたが、確かにすごく便利ですね。欲しいなと思いましたが、会社と家の往復の日常でそんなにいつも外にいるわけでもないし、たけちんさんの仰るとおりブラジルでは危険度を自ら上げるようなものなので持っていません。それに高いし。。。私なんて、主人の携帯を買ったときに無料でついてきたようなNokia携帯(電話、メッセージのみ)を使っています(笑)これで十分!^^
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返答 (たけちん)
2010-10-09 02:34:02
そうですか。

日本では当たり前なんですね。持っていてもステータスシンボルにもならなさそうですね。

ブラジルだと自慢できるんでしょうが。

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