デナリ国立公園には、ホテルとユースホステルが、車両を利用してありました。
このユースホステルは一泊一ドル、とてもお得ですが、二段式のベッドがあるだけです。
そして、毎夕方、チェックインして、朝チェックアウトする方式で、
連泊は出来ても、ベッドをキープしておく事ができないシステムでした。
当然、荷物も持ってでなくてはなりません。
もちろん、シャワーもありません。
夏でも涼しく、そんなに汗をかきませんが、毎日でなくても、シャワーは浴びたい。
私は幸運にも、マッキンレーのホテルで働く人を、
バンクーバーのユースホステルの、ボランティア仲間から、聞いていて、
困ったら尋ねるようにと、教えて頂いてました。
マッキンレー、パーク・ステーション・ホテルで、働くピーターとケーティです。
ホテルは車両でも、従業員の部屋は、森の中の山小屋風でした。
荷物を置かせてほしいのと、シャワーを浴びたいとお願いしたら、
心良くヘルプしてくれ、従業員用のシャワーを使って、
聞かれたら「ケーティの友達と言えばいい』との事でした。
二人のおかげで、デナリに八泊もする事が出来き、感謝です。
帰る時に、ユースホステルの人から、日本人も目面しいが、
こんなに長くいた人も初めてと、言われたのを覚えています。
デナリのホテルの掲示板には、多くのイベントの案内が出ていました。
有料のもあったと思いますが、私はフリーのツアーを捜し、デスカバリーハイクに、二度参加しました。
デナリ国立公園のパークレンジャーの案内で、主に植物を探しながら山歩きをします。
もちろん、英語なので、良く分かりませんでしたが、空気感が最高で、下界に戻りたくなくなります。
礼文島や西表を歩いた経験で、けっこう歩くのは好きです。
ネパールのトレッキングも、今のマラソンに繋がっています。
夜のキャンプファイアーの案内も出ていて、日本人とも話した記憶があります。
ビーバーダムを見つけたり、珍しいキノコを見つけたりしました。
この一年後、ビーバーの糸をカナダで編むとは、夢にも思いませんでした。
続く