雪姫鳥の独り語

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『君の名は』を観て

2019-07-01 08:07:19 | 映画、ドラマ、役者
梅雨に入り、断続的に強い雨が降り続いています。
昨日の昼から、雨量規制通行止になり、陸の孤島に成っているけれど、
いつもの事だし、草引きも周囲を終えたので、こもって編んでいる。

昨夜は映画『君の名は』を鑑賞した、ながら見ではなく、目が離せなかった。
映画封切りの頃、若い世代の仲間が、凄く良いと言っていたのも頷ける。

君の名は、、、と聞くと、岸恵子さんの映画のイメージがあり、
身体のすり替えは、大林宣彦監督の、転校生を思い出すが、
この映画の発想は、深いモノとアニメションの進化に驚かされた。
朝ドラのなつぞら で、アニメの歴史のようなモノが描かれているので、
ジブリ作品から更に進化した、映像の美しさに驚いた。

世の中には、不思議なことが多い。
超常現象だったり、デジャブだったり、
どうしてだろう?何故だろう?と信じられない出来事はある。
私がツレと出会った事も、息子をカナダで産んだ事も、
逆子が原因で斜頸に成り、何事も無かったのに、
役者修行で鍛えすぎて、身体がボロボロに成って、
新しい身体を得る為に苦労しても、役者の道を諦めない。

自然災害が多い時代に成り、奇跡的な事も珍しく無い。
タイムスリップした作品も多く、歴史は変えられないと言うが、
歴史そのものが真実かどうかは、分からない。
過去から来た人、未来からの人が現代にまぎれていても、
記憶が消されていても、不思議では無いと思う。

脳が感じる感性が、現代教育によって退化しているようにも思う。
方程式のように、決まりきった事を覚えさせられ、
同じ価値観を洗脳され、画一的な社会が創られて来たけれど、
未来は誰にも分からず、それぞれの感性が育ち、
それぞれの人生を受け入れれば、道は開き、導かれるように思う。

涙は無かったけれど、深い感動を得た映画でした。
誰にでもチャンスは流れているけど、掴むか掴めないか、、、
貴方は掴める人だと、南田さんから言われた言葉を思い出す。

息子の未来に不安は拭えないけれど、
現実のドラマと思えば、脚本・演出の企画は楽しめる。
人は妄想と現実の狭間で生きているようにも思います。


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