ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

母の入院騒動記その2

2019年04月14日 | 入院騒動記

腹痛で貧血を起こしてしまった母ですが・・・・

ベットで横になっていたら治りました。

よかった・・・・

 

その内にまた眠ってしまったみたいで 

部屋のドアが開く音で目が覚めたら

看護師さんが大きなボトルを抱えて入ってきました。

 

6時開始の下剤です。

ヽ(´ω-`;)ハァ━ァァ..

 

全部で2リットルの下剤を飲むのですが

6時半までに1リットルを飲むように指示されました。

 

30分で1リットル・・・

ガビィン(´^`|||)

 

意を決して口に入れたら

いつもの下剤とは味が違いました。

これならやれるかもしれない!

("▽"*)アヒョ

 

決して美味しいわけではありませんが

飲みやすい味でした。

 

無事に1リットルをクリア!!

 

次は1時間で1リットルです。

 

これならやれると思ったのですが

半分を飲んだ頃から

だんだん気分が悪くなってきました。

 

吐いてはいけない!

 

タオルで口を押さえて必死にこらえましたが

こみ上げてくるものを我慢できなくて・・・

あとコップ一杯の下剤を残したところで 

マーライオン状態!!

 

着ているものを全て濡らして

なんとも情けない姿になってしまいました。

(o;ω;o)ウゥ・・・

 

そのままの姿でナースコールを押して

「どうすればいいですか?」

(ノ_・、)

 

本当に手のかかる患者です。(汗)

 

 

来てくれた看護師さんに

しばらく飲むのをやめるように言われたので

着替えをしてベットに座っていたら

担当の看護師さんが来て

下剤の残りを見て

「もう飲まなくてもいいと思いますよ!」

と、言って回収してくれました。

 

その看護師さんの姿が天使に見えました。(笑)

m(_ _*)m アリガトォ~★

 

その後、無事にお腹の中はきれいになって

手術可能な状態になりました。

 

11時

手術の立会いのために

ゆき父とまーまーが病室へやってきました。

まーまーは足を骨折しているので車椅子です。(笑)

その姿でも病院では違和感がありません!

ニャハハ (*^▽^*)

 

 手術が何時になるかわからないので

とりあえずゆき父は家に帰ってもらって

まーまーが立会いをしてくれることになりました。

 

この立会いにもちょっと問題がありました。

 

夕方には由紀子が帰ってくるのですが・・・

ゆき父が一人で由紀子を乗せて

運転するのは不安だというので

まーまーも一緒に迎えに行くことになっています。

 

由紀子は車の中でパニックになると

運転している人を殴るんですよ。(汗)

だから、慣れていないと大変なんです。

そのために16時15分までしか

ゆき父もまーまーも病院にいることが出来ません。

 

昨日、その事情をドクターに話しをして

遅くなったときには立会いなしということで

了解をもらいました。

 

 

12時

点滴が始まったのですが・・・

ここでも針が入らなくて

4箇所も刺されて

最後は右手の甲にラインを取りました。

 

もう、何もかもがうまくいかない!!

く(""0"")>なんてこった!!

 

 

2時半

やっと呼び出しがありました。

ギリギリかもしれない?!

そう思いながら

まーまーに見送られて処置室へ入りました。

 

処置室の中には

検査の時よりたくさんの人がいました。

今回は3個のポリープを取ります。

 

腸の奥の方にあるポリープから取っていきます。

 

事前の説明では

ポリープの根本に注射をして

膨れたところをワイヤーで絞って焼き切るとのことでした。

 

意識があるままの処置なので

ドクターたちの会話は全部聞こえます。

カメラの画面は見えませんでしたが

何をされているかはわかりました。

 

その処置の中で聞いていなかったのは

傷跡をクリップで挟むことでした。

 

腸に穴があいたときには

クリップで挟むとは聞いてましたけど・・・

 

クリップで挟むたびに

パチンと大きな音がします。

 

まさか、本当に穴があいたわけではないよね?!(汗)

 

でも、処置室は冷静だったから

たぶん大丈夫だと思うけど・・・(笑)

 

一箇所に3本ぐらいのクリップを使っていました。

 

ポリープを一個取るたびにカメラを抜いて

細胞を取り出して

また入れて・・・を繰り返して3個取りました。

 

全てが終わったのは4時でした。

 

ギリギリの時間だったので

まーまーが急いで呼び込まれて

説明がありました。

まーまーは写真で説明を受けたみたいですが

ベットの上の母には全然見えませんでした。

ショボ━(´・ω・`)━ン

 

でも、手術は上手くいったという

ドクターの声は聞こえました。

でも、まだ小さなポリープが残っているので

一年後か二年後にまた検査を受けたほうがいいとも

言ってました。

 

次のポリープの収穫ですね?!(笑)

 

翌朝まで点滴が続いて・・・

その夜も、点滴のせいで

二時間ごとに別の意味のトイレで目が覚めて

ほとんど眠れませんでした。(笑)

 

翌朝の食事です。

今回もお粥でしたが

36時間ぶりの食事だったので

とても美味しく感じました。(笑)

 

予定ではお昼ご飯を食べてから退院でしたが

10時に退院してもいいと許可が出て

ちょっと早く帰宅しました。

 

リフレッシュのつもりの個室入院でしたが

逆にストレスばかり二泊三日となりました。(笑)

でも、なんとか無事に終わって帰って来ることが出来て

良かったです。

 

余談ですが・・・

手術のあった日はねーねーのお誕生日でした。

その夜にねーねーから来たLINEは

「手術お疲れ様

手術が失敗していたら

お母さんの命日が私の誕生日になるとこでした。

無事でなにより!」

 

確かに!!(笑)

 

あッ、細胞検査の結果は

5月の中旬の受診で聞くことになっています。

連休があるから・・・時間が空きます。

考えても結果は変わらないから

あまり考えないようにします。(笑)

=END=

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母の入院騒動記

2019年04月14日 | 入院騒動記

大腸ポリープの切除なんて

みんな検診のついでにやっているから

きっと大したことはないだろうと

高をくくっていた母ですが

いざ入院してみるとそんなに簡単ではありませんでした。

 

日頃、ドタバタした生活をしているから

入院中は個室でゆっくり寝てやる!!

 

そんな事を言っていたけれど

結局、二晩ともほとんど眠れませんでした。(笑)

 

覚書として二泊三日の様子を書き残します。

長文になります。

 

11日

朝、由紀子をデイサービスの車に乗せ替えてから

入院をするためにゆき父と病院へ行きました。

 

入院の手続きを終えて病室に案内されたら

そこは4人部屋でした。

 

個室は空いていなかったのか・・・・

ガビィン(´^`|||)

 

仕方がないと思ってお部屋の方に挨拶をして

荷物の整理をしてから

院内のコンビニでテレビを見るための

カードとイヤホンを購入して部屋に戻ったら

看護師さんがやってきて

 

「tomiさんは個室希望でしたよね?

一人退院されたら個室が空きます。

手違いでこちらに案内してしまいましたが

テレビカードとか購入していませんよね?

個室ではいらないんですけど・・・」

(;^_^A アセアセ

 

「もう買いましたぁ~!!」

( ̄_ ̄|||)

 

どうしますかと聞かれましたが

やはり個室がいいと答えて

広げてしまった荷物をまとめて

一時間ほど待って

やっと部屋に入ることが出来ました。

 

再び荷物の整理をして

やれやれとベットに寝転んだ所に

看護師さんがやってきて

検温と血圧測定・・・血圧が少し高めでした。

やっぱり少し緊張しているのかも・・・(笑)

 

その後、昼食が運ばれてきました。

( ̄□ ̄;)ガーン

 

もうこれですか?(笑)

黄色いのはオレンジジュースです。

コップじゃないところが病院食らしい!(笑)

 

3時

最初の下剤が運ばれてきました。

250ccの液体の薬

予想はしていましたが

検査の時に飲んだ薬と同じ味がしました。

(┐・・┌)ゲソ~~

 

その後は、お決まりのトイレ通いです。(笑)

 

ここで、問題発生!!

汚い話ばかりですみません・・・

 

もともと痔もちの母ですが

めったに出血することなど無いのに

この日に限って出血してしまいました。

(´・ω・`;)

 

術後に出血しなければ・・・

とか、説明書に書いてあったので

この出血で判断ができないからって

手術が延期になるかもしれない・・・

((((‘’ ▽ ‘’))) オヨヨヨヨヨ

 

一人で焦ってドキドキです。

部屋の中をくまのようにウロウロした後

恐る恐るナースステーションに相談にいきました。(笑)

 

ドクターに確認をしてもらって

大丈夫だと言われて一安心です。

ついでにお薬も貰って・・・ありがとう!(笑)

 

そして、夕飯

更に悲惨な状態になりました。(笑)

うす~いポタージュスープと

葛湯

写真には写っていませんが

小さなクッキーがあったのが救いでした。

それにレモンティーが付いていたのですが

その味が昼に飲んだ下剤の味と似ていて・・・

飲めませんでした。

(-________-;) ウッ・・・

普通の紅茶が良かった!(笑)

 

9時

また別の下剤が運ばれてきました。

小さなボトルに入った水薬を

コップの水に注入して一気に飲みました。

 

その後は隣の部屋から聞こえてくる

様々な音に心が痛くなりながら・・・

ずっと本を読んで過ごしました。

この話はまた別の日に書きます。

 

いつの間にか眠っていたのですが

突然の腹痛で目が覚めました。

3時でした。

寝る前の下剤のせいだと思うのですが

お腹の中にはもう何も入っていないのに

腹痛だけが続いて・・・

 

あまりの痛さにトイレの中で

貧血を起こしてしまいました。

 

頭が急に冷えてきて・・・

血の気が引くってやつですか?

...((((( ̄‥ ̄;) マ、マズイ

 

なんとかベットまでたどり着いて

横になって朝を待ちました。

 

なんとも・・・・

どこがゆっくりするための入院だ?!

(ヘ||_ _)ヘ ガクッ

 

母の試練はまだ続くのでした。(笑)

 

長くなったのでまたあとで書きます。

 

=END=

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続・入院騒動記・・・盲腸編

2006年08月05日 | 入院騒動記
前回の入院騒動記を書きおわって
残りのエピソードでも書いてみようとしていたら、
なんと再入院ということになってしまいました。
本当にお騒がせな娘です。

それで、「続・入院騒動記」ということになりました。

7月22日(土)

※発熱

学校に復帰して2週間が過ぎ、
21日に無事に終業式を迎えて夏休みということになりました。

長い夏休みをどう過ごそうか・・・
と頭を痛める母を横目に
由紀子はマイペースですごしているように見えました。

そんな中での急な発熱でした、


いつもよりはやく布団に入った由紀子の事が気になって
様子を見に行ってみると、
寝息が荒いことに気がつきました。

熱を測ってみたらもう38度6分も熱がありました。

なんだか嫌~な予感がした母です。


この熱は何の熱なのか?

風邪?・・・でも他に症状がないし・・・

またお腹の中からの熱?


由紀子のお腹を触って痛いかどうかを聞くのですが・・・・

「ここは?」・・・・「痛くない!」。(>_<;=;>_<)。

「ここは?」・・・「痛くない!」。(>_<;=;>_<)。

「お腹は痛くないの?」・・・「痛くない!」。(>_<;=;>_<)。

そうか痛くないのか・・・と、
思ったのですが、念のために

「じゃぁ~どこが痛い?」と、聞いてみたら

お腹を指差して

「ここ!」

( ̄_ ̄|||)どよ~ん

やっぱり痛いんじゃないか!!


そんなことをやっている間に
由紀子の熱は39度を超えてしまいました。

もう迷っている場合ではないと思ったので、
手術をした病院の救急外来へ連れて行くことにしました。



病院へ電話をして、
由紀子に病院へ行くことを告げると、

「病院へは行かない!」

と言って動こうとしません。

由紀子はまた入院になるのかもしれないという不安から
お腹が痛いことを隠しているのではないか・・・。

そんな気がして、ますます不安になりました。


※血液検査

病院では外科のドクターが診てくれることになりました。

手術の時の担当のドクターではありませんでしたが、
病棟で何度も顔を合わせたことのあるドクターだったので、

事情はすぐに解かってもらえました。

とりあえずは血液検査で炎症反応があるかどうかを見る事になったのですが・・・
また、ここで血管の問題が・・・

またなかなか入らないのです。


結局、腕の血管はダメで、
足の甲から採ることになったのですが、
この血管がまた細いんです。

針は入ったものの、血が出てきません。

搾り出すようにしても検査に必要な5ccがなかなか採れず、
ちょっと少ないまま検査室に出すことになりました。



※再入院

検査の結果、
炎症反応の数値がかなり高いことがわかったので、

念のためにまた入院をして
抗生剤の点滴を受けることになりました。

半分覚悟をしていたとはいえ、
やはりショックでした。


病棟は前回と同じ。

迎えてくれた看護師さんは顔見知りの人ばかりです。

「また戻ってきてしまいました。」
o( _ _ )o ショボーンと、
悲しいご挨拶になりました。


さて、入院は良いとして・・・
問題は点滴です。(笑)

笑い事ではないのですが、
看護師さんたちは由紀子の血管の事をよくご存知ですから、

「こりゃぁ・・また大変だ!」と、
きっと思ったと思うんですよね。 

 
m(。-_-。)mすみません!
またお世話になります。


前回の治療の時には
点滴の針は1回ごとに抜き刺しをしてもらっていたのですが、

今回はずっと針を刺したままにしておくことになりました。

病室に入ってからその針を刺すことになったのですが・・・
また、入りません。
(T ^ T)くぅぅ~


前回、何度も針を刺して、
パニックになったこともみなさんご承知なので、
今回は針を刺すのも慎重になります。

ドクターと看護師さん4人が両手両足の血管を捜すのですが、
由紀子の血管は本当に手ごわいのです。


しかも、今度はずっと刺したままなので、
なるべく動くのに邪魔にならないところを
探さなければならないのですが、、

そんな贅沢を言えるような血管ではなく、
結局、右手の手首の横の血管に入れることになりました。


右利きの由紀子の手が使えなくなるとストレスになるだろうと、
ドクターは最後まで心配をして下さったのですが、

私がお願いをして、そこに刺していただきました。

手首を動かさないように添え木をし、
包帯でぐるぐる巻きにして点滴が始まりました。


今回も4人部屋への入院です。

夜中の入院で同室の患者さんたちには、
ご迷惑をおかけしてしまいました。

でも、今回のみなさんもとてもいい方ばかりで、
由紀子をとても可愛がってくださいました。

本当にありがとうございました。


※眠り姫  Zzz (´~`)

この日から3日間は、
38度台の熱が続いて由紀子はこんこんと眠り続けていました。

食事の時間は目を覚ますのですが、
熱で食欲がない上に右手が使えないので食が進みません。

何口か食べるとまた眠ってしまいます。

心配なのですが、
正直なところ右手を縛られてパニックを起こすより、
こうして眠っていてくれる方が平和だと思っていた母です。

だって、時々目を覚ましては
「包帯はずそうね!」と、寝言のようにつぶやくんです。

かなりのストレスなのだと思います。



7月25日
※看護師さん

4日目になって、
熱も完全に下がってずいぶん元気になりました。

熱が下がったら手の添え木をはずしてもらえると
思っていた由紀子ですが、

願いはかなわずショック!


でも、看護師さんが
由紀子の包帯の中の手をきれいに拭きに来てくれました。

添え木はとれませんが、
余分な包帯をはずしてもらって、
指は自由に動かせるようになりました。

そして、寝汗でごわごわになった
髪もきれいに洗ってもらいました。

看護師さんたちには本当によくしてもらいました。


こんなによくしてもらっているのに、
最近の由紀子は愛想がありません。

以前ならこれくらいかかわってもらうと、
甘えたりしたんだけど・・・。

本当に最近は無愛想で可愛くないのよね!
(-″-;)・・・・・・

これも思春期のせいなのかしら?



※CT検査

CTの予約がいっぱいで
来週にしか検査が出来ない状況だったようなのですが、

担当のドクターが無理やりお願いをしてくれて、
外来が終わった後でCTを撮ってもらえるようになりました。

今回も車椅子に乗せてもらってご機嫌の由紀ちゃんです。


CT検査も3回目です。

そろそろ一人で入っても大丈夫かな?と思ったのですが、

やっぱり「おかあさんと一緒がいい!」と言われてしまいました。

困ったもんだ!と、思いながら、
なんだかちょっと嬉しかったりする母です。

(どっちが困ったものなのか?!(#^.^#) エヘッ)


結果がわかったのは夜遅くでしたが、
お腹の中には化膿している様子は見られませんでした。

\(@^0^@)/よかった♪

でも、手術の後ということで、
念のために点滴の抗生剤をあと2本受けて、

退院は27日(金)ということになりました。


「おうちに帰りたい!」


結果がわかってホッとしていたら、
寝ていたはずの由紀子がしくしく泣き出しました。

今回はパニックではないみたいですが、
泣き声は響きます。
( ̄ー ̄lll) 困った!!

また同室のみなさんに迷惑をかけてしまいました。


でも、由紀子の気持ちもわかります。

すすり泣きながら言った
「おうちに帰りたい!」という言葉が、
由紀子の気持ちの全てです。

あと一日だけ我慢をしたら退院できることを説明してやったのですが、
半分寝ている由紀子には
理解できなかったみたいです。

結局、今回も薬を使って寝かせました。


寝てしまった由紀子の顔を見ながら考えたのですが、

もしかしたら今日のCT検査が
すすり泣きの原因かもしれません。

前回の入院では、
明日退院できると楽しみにしていたのに熱を出して
CT検査を受けた後、
一週間も退院が延びたのでした。

「CTを撮ったら退院がのびる。」
そんな学習をしてしまったのかもしれません。

そんなことを考えていたら、
今度は母のほうが眠れなくなってしまいました。

もう!!私のほうが泣いちゃうからね!!
(T ^ T)くぅぅ~


7月26日

※手が・・・(。>_<。)

残り2本の抗生剤の点滴が終わって、
夜には右手の添え木をはずしてもらいました。

やれやれやっと自由になった・・・と、
思ったら今度が手が固まって動かないのです。
(><”)

本当に世話の焼ける子です。


蒸しタオルで暖めながら少しずつ・・・・
リハビリです。(笑)

ジャンケンのグーをさせたら手がブルブルと震えます。

5日間も動かさないと
関節が固まってしまうんですね。

でも、由紀子はそんな自分の手が面白いのか、
「ブルブルって・・・」と、ちょっと楽しそうです。(笑)


※この夜も・・・

明日退院したら何をしたい?

お部屋のおばちゃま達から質問をされたら
「スイカ!」と即答をしました。

今一番食べたいものは、どうもスイカのようです。(笑)

そして、27日は私の誕生日だから
ケーキも食べるのだそうです。

いつも食い気が一番のゆきちゃんです。(笑)


これだけ明日の退院を楽しみにしているから、
今晩は大丈夫だろうと思っていたのに、

この夜も泣き出してしまいました。
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン

しかも、泣きながら言った言葉は

「スイカを食べる!ケーキを食べる!おうちに帰る~!」

やれやれ!今度は退院を楽しみにし過ぎて
眠れなくなったようです。

もう!!どうすればいいんだよ!!
(--メ) チャラリーン


7月27日
※採血!!

CT検査でお腹の中の化膿が治っていることがわかったのですが、
脂肪肝があることも解かりました。

担当のドクターから、
生活習慣病の子どもが増えているから
念のために血液検査をするといわれました。

と、いうことは・・・・・
採血ですよね・・・・・。

また血管が見つからないかも・・・(
T ^ T)くぅぅ~


案の定、2人の看護婦さんが探してくれましたが、
血管はどこかに隠れて出てきません。

今回は検査することが多いので、
採血の容器が3本もあります。

無理だよ~~!
(。>_<。)

そこに登場したのが、
前回見事に由紀子の血管を探し出した研修医のⅠ先生。

L(@^▽^@)」 ワーイ

なんと、今回も一発で血管に針が命中!

あっという間に3本分の採血をしてしまいました。

すばらしい!!

本当に感謝します。


「また、由紀子が入院をしたら注射をお願いしよう!」と言ったら、
あと少しで外科の研修が終わって、

次の科の研修に移動をするのだそうです。


この先生はきっと、
点滴が上手なドクターになるんだろうなぁ・・・・そう思います。

そして、そのきっかけが由紀子との出会いだったとしたら・・・・
うれしいのだけどなぁ~!

なんて、勝手に思ったりしています。



※退院

血液検査の結果は脂肪肝意外に問題はないとの事でした。

ホッとしたのですが、
やはりやせる努力をしなければならないとあらためて思っています。


こうして、みなさんにいっぱいご迷惑をおかけして、
そして、お世話になって退院をしてきました。

これで、虫垂炎騒動は終わりになると思います。

振り返って見れば、
あの発熱から40日以上が過ぎていました。

手術・入院・点滴・・・・・

由紀子は新しい経験をいっぱいして、
また成長をしました。

私も、2回の入院で同室になった患者さんたちから
貴重な勉強をいっぱいさせていただきました。

いつも優しく接してくださったドクターや看護師さんたち。
みなさん本当にありがとうございました。


=END=
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入院騒動記パート3・・・盲腸編

2006年07月18日 | 入院騒動記
※退院延期

7月2日(日)夜
月曜日に退院の許可が下りたので、
みんなに「明日帰りまーす!お世話になりました。」と、
挨拶をした私たちですが、

夕方になって由紀子が熱を出しました。
37.6度

最初は数日前から咳が出ていたので
風邪を引いたのだろうと思っていました。

夜中、だんだん咳がひどくなって、
熱も38度台に・・・。

それでも、由紀子は看護師さんに氷まくらを作ってもらって
気持ちよさそうに眠っていました。

その寝顔を見ながら、
明日の退院がどうなるのか・・・
不安なまま眠れない母でした。

それに、病室の方たちは、
手術をしたばかりの年配の方ばかりです。

風邪をうつしたら大変なことになります。

残っても、みなさんの迷惑になる・・・
考えれば考えるほど不安になって眠れませんでした。



7月3日(月)

朝早く、担当医のN先生が様子を見に来てくれました。

そして、由紀子のお腹を触った後で、
思いがけない言葉を言い残していきました。

「お腹の中に、膿の塊があるかもしれない!
CTで検査をしましょう。」

あ・・・( ̄▽ ̄;)

その時、手術前に説明された事を思い出しました。


「お腹の中で、虫垂が破れているので、
お腹の中にばい菌が散っています。

きれいにしてからお腹を閉じますが、
菌が残っていたら化膿することもあります。

お腹の中から虫垂を出すときに傷口にも触るので、
傷口が化膿することもあります。」



目に見える傷は順調に治っていたので、
何もかもうまく行っていると思っていました。

まさか、お腹の中で化膿をしていたなんて・・。

本当にお腹の中で化膿しているとしたら、
また開腹するのだろうか?

ただの風邪だと思っていた私は、
あまりの不安に身体が震えました。

すぐにCTを撮ってもらえるのかと思っていたのですが、
運悪く今日は月曜日。

CT室の検査の予約は一杯のようで、
なかなか由紀子への呼び出しがありません。

お昼になり・・・1時になり・・・2時になり・・・

ただ待つしか出来ない私は焦っていました。

きっと思いつめた顔で座っていたのでしょう。

担当の看護師さんが心配をして声をかけてくれたとき、
思わず

「お腹の中で化膿しているのなら、
一刻も早く治療を始めなければ、
また腹膜炎のようになるかもしれない!」

と、言って涙を流してしまいました。

「そんなに急には悪くならないから・・・」と、
慰めてもらっても私の不安は消えません。

また、由紀子の変化を風邪と軽く考えてしまった
自分が情けなくて仕方がありませんでした。


4時過ぎ、やっとCT室から呼び出しがありました。

また車椅子に乗せてもらった由紀子は嬉しそうでした。

そして、その結果。

やはりお腹の中に膿の塊がありました。

「また切るんですか?」

担当医の先生に恐る恐る聞きました。


「抗生剤の点滴でやってみましょう。
僕ももう切りたくないからね!」
ε
- (´ー`*) よかった!!


結局、夜から点滴が始まり、
退院は一週間の延期になりました。
o( _ _ )o ショボーン


7月4日(火)

入院が延びたことを由紀子が受け入れてくれるのだろうか?
と、心配をしたのですが、

由紀子は思ったより、
きちんと理解しているようでした。

「治ったら帰ろうね!」

そう、由紀子に言われて

「そうね!」と、
反対に励まされてしまった私でした。


でも、冷静になってみれば、
熱を出したのが入院中でよかったと思います。

家に戻っていたら、
また風邪と思って手遅れにしてしまうところでした。

由紀子の言うとおりです。

「ちゃんと治してから、おうちに帰ろうね!!」



7月5日(水)

この日はもう熱も下がって、
お腹の痛みも取れたようで、
落ち着いていました。

点滴は朝と夕方の2回なので 他は何もすることがありません。
家にある、由紀子の本を持ってきてもらいました。

由紀子の宝物
「セーラームーン」の本です。

お父さんとねーねーが重い本を抱えて来てくれたのに
「本が足りない!」と文句を言う由紀子です。

家の本を全部持ってきたら
あなたの寝る場所はなくなってしまうでしょ!
(☆_@;)☆ \(`-´メ)

7月6日(木)

由紀子が元気になると、ついつい退院のことが気になる母です。

点滴を5日間すると聞いていたので、
もしかしたら明日(金曜日)には退院できるのかも・・・
と、期待したのに、

担当医の先生が言うには

「最初の点滴が夜からだったので、
土曜日の朝まで点滴!だから、退院は月曜日!」

ショック(☆_◎;)!



※点滴が・・・。


7月7日(金)

短冊に「はやくおうちに帰れますように!」と願い事を書いたのに、
七夕になっても家には帰れませんでした。
(。>_<。)

そして、この日の点滴で事件は起こりました。

もともと血管が細くて見えにくい上に、
太って脂肪が多い由紀子は、針がなかなか入らず
点滴のたびに看護師さんを悩ませて続けていました。

毎回2・3回は針の刺し直しをしなければ入りません。

1回で命中させた看護師さんは大拍手です。

お腹の化膿を治すための点滴は5日間で10本の予定です。


この日の朝の点滴が8本目。

今日も担当の看護師さんが血管を捜して
針を何度か刺したのですが、どうしても入りません。

その後、看護師さんが次々に交代して挑戦するのですが
どうしても駄目です。

最後には師長さんまで連れてこられたのですが、
また駄目!

看護師さんたちも必死です。

何度も由紀子に謝りながら頑張ってくれたのですが、

結局2時間、
由紀子は両手両足に
何度も針を刺しては抜きを繰り返すことになってしまいました。


最後にドクターが呼ばれて、挑戦することに・・・。

若い研修医の先生だったので、
もしかしたらまた駄目かも・・・と、
思っていたら・・・。

なんと2回目で成功!
グー♪(*゜ー゜*)b

ラッキーなことに、この先生、
6月30日まで小児科での研修だったそうで、

赤ちゃんの細い血管に点滴をしてきた経験が役に立ったのです。
思わず本当に拍手をしてしまいました。


この後、由紀子の身体に残った針のあとを数えたら、
14箇所以上ありました。

2時間以上針を刺され続けた由紀子ですが、
「痛い!」と言いながら、
泣くことも暴れることもありませんでした。

本当によく我慢をしたと思います。


今考えれば、
あんなに何回も刺さなくてもよかったのではないかと、
思うのです。

由紀子の身になれば、残酷だったよなぁーって。

でも、あの時は看護師さんも私も点滴のことだけを考えて、
針を血管に入れることが最優先だと思ってしまったのですよね。

あの時、由紀子が泣き叫んでいたら、
どうだったのでしょう?


なんだか、今回の病気では後悔の連続です。


この後、担当医の先生がこの様子を聞いて、
10本予定していた点滴を8本で終わりにしてくれました。

でも、土日は様子を見るために、
退院は予定通り月曜日。

ちょっと残念だったけど、
針を刺す苦痛からは開放されると思えば嬉しいことでした。


※パニック

この日の夜、
いつもなら9時過ぎには眠ってしまう由紀子が眠れずにいました。

やはり、あの点滴事件が影響しているのかもしれないと思っていたら、

12時近くになってパニックです。

突然泣き出して、
頭を叩いて大声を上げます。
ガンガンガン (ノ><。)ノ))...

病室のみんなが驚いて目を覚ましてしまいました。

看護師さんも慌てて駆けつけてきてくれたのですが、
どうしようもありません。

みなさんに謝りながら、
由紀子をなだめて・・・・

ついに心配していた状態になってしまいました。


最後の手段は薬です。

以前からパニックのときに使ってきた、
睡眠作用のつよい安定剤を飲ませて寝せることにしました。

薬を飲ませて30分後、由紀子は泣き寝入りをしました。


昼間は針を刺されても平気そうな顔をしていた由紀子ですが、
本当はいっぱい我慢をしていたんですね。

いつもそうです。そ

の時は我慢をして、
後からフラッシュバックを起こして
パニックを起こしてしまうのです。

自閉症という障害をつらいと感じるのはいつもこんな時です。


由紀子が寝た後で、
ナースステーションに行くと昼間、
点滴を入れてくれた研修医の先生がいました。

さっきまでパニックを起こしていたことを告げると、
眠っていることを承知で病室まで行って
由紀子の様子を見てくれました。

小児科にいたというこの先生は、
由紀子がパニックを起こしたことの意味を
解かってくれたのかもしれません。

そこで、明日の夜もパニックを起こすようならば、
もう限界なのかもしれないので
退院を早める事を考えてほしいとお願いをしました。


7月8日(土)

強めの安定剤を夜中に飲んだ由紀子はなかなか目を覚ましません。

検温の時間も、朝食の時間も、
声をかけても目が開きません。

9時過ぎに一度目を覚まして食事をしたのですが、
また眠ってしまいました。

薬のせいなので、
時間がたって効果が切れるのを待つしかありません。

そんなところに担当医の先生が来て、
今日退院をしていいと言ってくれました。

その代わり、家で熱を測って様子を見ることになりました。

少し不安はありますが、
やはり家に戻れることは嬉しいことでした。


そして、由紀子が目を覚ますのを待って、
お昼過ぎに緊急退院をして家に戻ってきました。

緊急入院・緊急手術・緊急退院・・・な
んとお騒がせの患者でしょうか?!(笑)

家に戻って最初にしたことは
やはり、パソコンでした。

2週間という長い時間
パソコンもCDも みんな我慢をした由紀子です。

毎度の台詞ですが
私が思う以上に由紀子は大人になっていました。(笑)


=END=
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入院騒動記パート2・・・盲腸編

2006年07月17日 | 入院騒動記

由紀子が虫垂炎からの腹膜炎を起こして
緊急手術をした時の記録の続きです。



※その夜

6月25日(日)
手術をした夜はきっと痛むんだろうな・・・と、
思っていたのですが、

由紀子はずっと眠っていました。
Zzz (´~`)

腹膜炎を起こしてもそれ程痛みを訴えなかった由紀子です。

もしかしたら、痛みに鈍いのかもしれませんね!



酸素マスクに、心電図、尿管に点滴・・・
見た目はとても痛々しいのですが、

穏やかな寝息を立てて寝ている由紀子の顔を見たら、
本当に安心をしました。


外科では4人部屋に入院することになりました。

由紀子が目を覚ました後
ストレスでパニックを起こしたらどうしょう・・・

寝顔を見ながらその事が気になって仕方がない母でした。


この病院では大部屋での付き添いは
原則としてできないのですが

師長さん(婦長さんの事を最近はこう呼ぶのだそうです。)にお願いをして、

特別に認めていただきました。


※回復



目を覚ました由紀子は痛みを訴えることもなく、
身動きもせずに横になっていました。

ただ、酸素マスクが気になるらしく
「はずして!はずして!」
と繰り返していました。

そのマスクもその他の器具も午後には取れて、
すっかり身軽になりました。

点滴は腕の血管に入らなくて
足から入れているので上半身は自由です。

そこで、由紀子が始めたのは
大好きなティッシュ箱の紙はがし!

「こんな状況の中でもやるのかい?」と
突っ込みを入れたくなりました。(笑)

でも、順調な回復をしているようでよかったです。
(*⌒ー⌒*)


6月27日(火)


ドクターからはそろそろベットの上に
座ったり歩いたりするように言われたのですが、
恐がりの由紀子はなかなか動きません。

仕方がないので、
ベットを起こして強制的に座らせてみました。(笑)

そして、今日もティッシュ箱の紙はがし。

上半身が起きて、作業がはかどるようです。(笑)

退屈な入院生活の中で この趣味がとても役に立ってます。

家族に頼んで5個組みのティッシュを
持ってきてもらうことにしました。




心配していたパニックもなく、
喋る声も小さなかすれた声です。

全身麻酔のときに入れた管のせいなのか?
それとも傷が痛むのか?

たぶん時間とともになおるでしょう。

今は静かにしていてくれることのほうが助かります。


午後には自分で座われるようになりました。

そして、ガスも出たので水と食事の許可も下りました。

でも・・・楽しみにしていた食事がおかゆで
ちょっとがっかりのゆきちゃんでした。
o( _ _ )o ショボーン


少しは歩いたほうがいいと言われるのですが、

足に点滴が入っているので 歩くことができません。

そこで、看護婦さんが車椅子を持ってきてくれました。

由紀子は手術前に乗せてもらった車椅子が すっかり気に入り。

よろこんでお散歩に出かけました。

散歩と言っても 病棟をぐるぐる回るだけですけどね!


6月28日(水)

今日から普通食です。
見てくださいこの笑顔!
\(@^0^@)/やったぁ♪



看護師さんが七夕の短冊を
持ってきてくれました。
由紀子の願い事はただ一つです。

「はやくおうちにかえれますように!」



6月29日(木)

点滴をはずしてもらって久しぶりに歩くことができました。
まだ、足取りが怪しいですが どんどん元気になってます。


6月30日(金)

動くようになるとどこででも足を広げて座るので、
パジャマに替えてもらいました。

アイスクリームを食べる許可が出たので
1階にあるコンビニまで アイスを買いに行きました。

由紀子を動かすには食べ物で釣るのが一番です。(笑)


7月1日(土)
ティシュの紙はがしも飽きてきたので、
パズルを買ってきてみました。
パズルをする気力がもどれば もう大丈夫ですよね!


そして
日曜日の予定を繰り上げて抜糸をしてもらいました。
月曜日の退院も決まりました。

腹膜炎を起こしていたので もっと長くかかると思っていた私は、
すごく嬉しかった!!


のですが・・・。


7月2日(日)
退院を前に髪を洗ってもらいました。



ここまで順調に回復していたのですが、

この日の夜に熱を出して
退院が延期になってしまいます。
 

※入院騒動記パート3

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