こんなものが・・・・

また日記が遅れてしまっていますが、
このところ、少々忙しくしております。

この忙しさはしばらく続くので
今後も日記が遅れることがあるかもしれませんが、
暇を見つけては由紀子の様子を記録して行こうと思っていますので、
どうぞよろしくお願いします。



忙しさの一つに、家の中の整理をしなければならなくなった！
と、いう事情があります。

片づけが苦手な私は、後で整理をしようと思いながら
「とりあえず！」と、しまいこんでしまって
それを忘れてしまいます。（笑）

百舌鳥（もず）が枝にエサを刺して、忘れちゃうのと一緒！（笑）



昨日は本棚の整理をしていたのですが
その中に思いがけないものを見つけました。




由紀子が中学部１年生のときに、
環境の変化でつぶれてしまった頃の記録です。

その頃、私はホームページの日記を休んでいました。
連日起きる由紀子のパニックに疲れて、
とてもパソコンに向かう気にならなかったからなのですが・・・・


この記録はＨＰの日記を休みだした翌日からつけ始めて
６月の中旬で終わっています。



この後、由紀子は完全なうつ状態になって、
我が家は修羅場になりました。

さすがに、その頃になると記録をつける気力も無くなったのか
ノートは真っ白のままです。


実は、私・・・
この記録をつけていたことを完全に忘れてしまっていました。

あの頃、私の精神状態も最悪だったので
正直、毎日をどうやって過ごしていたのかを思い出せません。

人間は辛い記憶を封印してしまうと言いますが
まさにその状態です。

なので、由紀子が立ち直って普通の生活ができるようになったときに
日記をつけていなかったことをすごく後悔しました。

まさか、こんな記録をつけていたとは・・・・


自分で言うのもなんですが、この記録はすごいです。
とても詳細に学校の生活から睡眠状態まで記録されています。

上の写真の最後に
夜中の１時から３時まで「激しいパニック」と記録されています。

この記録を読み返しながら、
私の中で封印されていた記憶が少しずつよみがえってきて
心臓がドキドキしました。

そして、涙が出てきて・・・・


あの頃、絶望のどん底で先のことが見えずいました。
死にたいとまで思ったこともありました。

今のこの生活が戻ってくるなど、想像もできなかった。


この記録が見つかったのは、
もうそろそろ、私の中で封印されていたものを解放していいという事なのでしょうか？


今でも時々自傷をする由紀子ですが、
このノートの中の由紀子に比べれば・・・・

かわいいものです。（笑）

＝ＥＮＤ＝