ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

神さまが・・・

2008年11月02日 | ゆきちゃんの日記
昨日の夜、懐かしい人から電話がありました。 

由紀子の保育園時代の担任だったO上先生です。 
 

勉強会に出席する為に大村に来るということでした。 

しかも、会場は由紀子たちの学校です。 
 
お昼休みが一時間半あるというので、
その時間に一緒に食事をする約束をしました。 
 
この日記をずっと読んでくださっている方は、
ご存知かもしれませんが、 

O上先生は、私が由紀子の自閉症を受け入れる時に、
ずっと側にいて 励まし続けてくださった先生です。 

そして、由紀子の身辺自立のほとんどは、
この先生が躾けてくださいました。 

由紀子にとっては一番厳しくて、
そして一番好きな先生です。 

今は県北にある保育園の園長先生をされています。 
 

由紀子が通っていた保育園はカトリック系の保育園で、
O上先生もシスターです。 
 

あの頃の私は本当に泣き虫で、
何かにつけて先生の前で泣いていたのですが、 

ある日、先生が 

「神さまは、お母さんのところへ由紀子ちゃんを預ければ、
きっと幸せにしてくれる・・・
そう思われて与えられたんですよ。」 

と、おっしゃいました。 

私はカトリックではありませんが、
そんな言葉に励まされながら
由紀子の自閉症と一生懸命に向き合おうと頑張っていました。 
 
 
あれから、10年が過ぎて・・・ 

この数ヶ月いろんなことがあって、
ときどきどうしようもないほど 
気持ちが落ち込んでしまうことも度々でした。 
 

数日前も、やけっぱちになってyukiパパに 

「神さまは私たちを選んで由紀子を与えた! 

と言われた事もあったけど・・・、 

最近は、

罰を与えられているのかもしれない!
と思うんだよねぇ~。 

と、話をしたんです。 
 
そうしたらそこへ、O上先生からの電話です。 

本当にビックリしました。(笑) 
 
 

先生は最近の日記を読んだ訳ではなく、
ただ、私に会いたいと思って 
連絡をしたといわれました。 
 
でも、まるで私の声が聞こえたみたいじゃないですか・・・ 

叱られるかと思った!(笑) 
 

不思議と、私がつらいと思っているときに、 
電話を下さったり、
会いに来て下さる先生です。 

そして、一番悩んでいることを、
プラスの方向にとらえて、 
明るく笑い飛ばしてくれるのです。 
 

私のプラス思考の元はこの先生ですから・・・。 
 

先生と話をしているうちに、
保育園時代に、
真っ白な気持ちで由紀子の自閉症と向き合っていた
自分を思い出しました。 
 

今、また由紀子の自閉症の前で立ち尽くしている私。 

だったら、また初心に戻って、
真っ白な気持ちで由紀子と向き合ってみようかな・・・・。 

そんな気持になりました。 
 
きっと、荒れている由紀子には
何か言いたい事があるはずです。 

それを、受け止めてやれるのは親しかしないですからね。 
 

今日の再会が神さまのお引き合わせだったとしたら、
心から感謝したいと思います。 
<(_ _*)> アリガトォ

=END=
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