ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

反抗期

2008年08月19日 | ゆきちゃんの日記
今日は性教育。 

先週、A川先生の診察のときの失敗を繰り返さないように、
由紀子には丁寧にスケジュールを説明して出かけました。 
 
いつもよりも1時間早く性教育が始まるので、
長崎で昼食を取ってから病院へ行くことにしました。 
 

由紀子はファミレスでいつものようにハンバーグ。 

他に食べ物はないのか?と言いたくなるほど、
ハンバーグばっかり!(笑) 
 

先日もらった車酔いの薬を飲ませてから出かけてきたので、
車の中でもご機嫌だったし、
ハンバーグを食べて満腹になったし・・・ 

今日は絶対に大丈夫!!(* ̄ー ̄) 
 
そう思っていたのに・・・・ 

病院に着いたころになって急に不機嫌になりました。 

眠いみたいです。 

今頃になって車酔いの薬が効いてきたのかな? 

満腹になったのがまずかったか・・・
(; ̄д ̄)ハァ↓↓  
 

性教育が始まってもM原先生からの課題を全部拒否して、
不機嫌そうに座ったままです。 

そのうち、頭を叩き始めてパニックです。 

そんなに不機嫌にならなくてもと、思うほど大荒れ!! 
 
そんな中で、泣きながら由紀子が一言いいました。 
 
「DVDは?」 
 
そこで、部屋にいた全員が
由紀子のパニックの訳がわかりました。 


由紀子は今日の性教育で
いつものDVDが見れると思っていたようです。 
 
ところが今日の課題は
お人形を使ったトイレの始末の仕方などの実践で、
DVDは無し。 

またまた由紀子の中のスケジュールと違っていた訳です。 
 

スケジュールの打ち合わせができていなかった!! 

2週連続で大失敗です。

"r(^^;) ポリポリ 
 
 
 
このパニックの後で、
A川先生・M原先生・H崎先生そして私とで、
由紀子の最近のパニックのことについて話をしたのですが、 
 
やはり、自分の意思や感情を言葉にしてうまく伝えることができないことが
パニックの大きな原因のようです。 
 
この頃の苛立ちは、
由紀子の中にいろんな思いが生まれているからなのかもしれませんね。 
 
 

最近、私は今の由紀子の苛立ちを
上の娘たちの最後の反抗期と重ねてみています。 

2人とも大人になって、
私から離れていく時に激しく反抗をしてきました。 
 

「お母さんは私の気持ちを解ってくれない!」 

(`⌒´#)イライライラ! 


というオーラ全開で苛立って、
訳もなく突っ掛かって来ていました。 
 

由紀子もそんな時期なのかもしれません。 


自閉症でも15歳は15歳ですものね・・・。 
 


言葉で反抗できない分、
自傷や机を叩くことで自分の気持ちを訴えているのでしょう。 

由紀子は成長の次の段階に入ったのかもしれません。 
 
 

姉たちの反抗期の頃思ったのは、 

小さな頃は素直で可愛かったのに、
どうして、こんなに憎たらしくなったのか・・・ 

このままでは、この子とは一緒に暮らしていけない・・・
(。-`ω´-)  

と、いう事でした。 
 
今と一緒!(笑) 
 
でも、この嵐の時期が去った後、
娘たちは大人になって精神的に自立して行きました。 

子どもが自立をするためには、
こんな時期が必要なのかもしれません。 
 

そして母親にとっても、
幼い頃の可愛いという思いを抱えたままでは
子どもとの別れはできません。 

もう、一緒には暮らしたくない!という思いに変わらなければ、
ずっと握り続けてきた子どもの手を離すことなんてできないのかもしれません。 
 

そうならば・・・
由紀子の挑発を受けて立とうではありませんか!!(笑) 

そんな変な覚悟が私の中で生まれてきました。 

3度目の戦いです。 

経験は力なり!ですよ!!(笑) 
 

由紀子が三人目の娘でよかった! 

本当にそう思います。

=END=
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