ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

入所式

2009年04月01日 | ゆきちゃんの日記
今日は由紀子の入所式でした。 

今年の新入は4名。 

他の3人は由紀子の学校の卒業生です。 
 
みなさんの前に、由紀子はとてもいい笑顔で座っていました。 


 
 
PMSで時々パニックを起こして、
みなさんにご迷惑をおかけしていますが、
 
イベントの最中にこんなにいい笑顔でいられるのは、
やはり気持ちに余裕があるからなのでしょうね。 

 
場面場面で支援員さんとのかかわりも見せていただきましたが、 
みなさん優しく楽しそうに接してくださっていました。 

 
そんな様子を見ながら、
やはり学校を辞めさせてでも、 
ここに移したことは間違っていなかったと確信をしました。 
 
それでも、この先もいろんなことも起こるでしょう。
 
由紀子がまた何かにつまづいて、
荒れる日も来るかもしれません。
 
でもここでなら、
みなさんの力をお借りして乗り越えていけそうな気がしています。 

 
だって、由紀子が初めて、 
「ここがいい!」 
と、自己選択をした場所ですから!! 
 
ねっ!由紀子・・・頑張れるよね?! 
  

最後にみんなで記念写真を撮りました。 

施設の中には幅広い年齢の利用者の方たちがいます。 

その中で、由紀子が一番年下になります。 
きっと可愛がっていただけるでしょう。 
 
 
ついでに、由紀子がヒビを入れた壁も見せていただいてきました。 

見事に壁の中央にひびがピリピリと・・・・(汗) 


申しわけありません!m(_ _)m  
 
 
由紀子が叩くのは
いつもロッカールームで着替えをして
ホールに向かう途中の廊下の壁です。
 
 
このままでは、ここの壁にヒビがいっぱいになりそう・・・
(! ──__──) 


どうしたものかと、思ったのですが・・・。 
 
施設では由紀子の行動を把握した上で、 
今日の入所式をきっかけに、
ホールのすぐ近くの更衣室での着替えに変更してくださって、
 
なるべくこの廊下を通らないように、
生活の動線を変える工夫をしてくださったそうです。 
 
なるほど・・・ 

そういう、視線でトラブルを解決していくんですね。

 
 
由紀子のイライラは原因が解らないことが多いので、
対処がとても難しいのですが、 

これからは施設の方の力をお借りして、
今までと違う角度から由紀子の生活を見直してみようと思います。

=END=
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