ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

また考えている。

2021年01月22日 | 両親の介護
じーじの退院の日が決まるまで
考えるのをやめようと思ったのに

気が付けばため息をついています。


自慢じゃないけど
今までたくさんの問題に直面してきて
辛い時間もたくさん経験したのに

今回はいつもと違う!!


親の生き死にの決断をするのだから
辛いのは当たり前なのですが

それでも精神的に何かが違う!?

そんなことを布団の中で考えていて・・・
気が付いたことがあります。


今までの辛い状況の中で
私が目指していたことは

どうすればこのどん底の状態から
這い上がって前に進めるか?

と、いう事でした。

由紀子が思春期で大荒れだった時は
一緒に死んでしまおうとまで
思ったけれど
ここがどん底だと思った瞬間
上を見ることができました。


由紀子の眼の手術のあと
片目を失明して
もう片目もシリコンオイルで見えにくくて
由紀子が辛そうだったあの時も

これからの由紀子の人生を
なんとか、明るく生きて行けるようにしてやりたい
どうやったら笑顔を取り戻せるのか・・・

と、私も泣きながら考えていました。


そして、たくさんの人に
支えてもらって
一歩ずつ前に進んで
今があります。


でも、今回は
じーじの人生の幕引きをどうするかの
決断を迫られています。


もう進むトンネルの先には
光は見えません。

今、私に求められているのは
「あきらめる」ということなのだと
気が付きました。


じーじが退院して施設に戻ったら
ドクターに
「終わりにしてやってください。」
と、告げるのが私の最後の親孝行なのでしょう・・・



今まで、辛いことがある度に
強くなることを求められてきました。

もう充分、強くなったと思ったのに
また今以上に強くなることを
求められている気がします。

私はどこまで強くなればいいのだろう?


今日病院に届け物をして
様子を聞いてきました。

まだ熱が下がらないようです。


微熱が続いてじーじは
辛いだろうなぁ~?!
と、思いながら


来週退院の予定と聞いていましたが
まだ退院は無理かもしれないと
どこかでホッとしている自分がいました。

=END=

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