注)これは私が由紀子の事を理解するための勉強の記録です。
私は専門家ではありませんので、間違った解釈をしている場合があります。
ご理解の上お読みください!
やっと本を開く余裕ができたので
久しぶりに強度行動障害についてです。
でも、頭がうまく働かない!
( ̄ェ ̄;)
油切れ?(笑)
頑張って頭を回転させて
サビを落としたいと思います。
今日からは「行動の理解」という章に入ります。
1、行動障害と環境要因
前回までのアセスメントの中に出てきた
知能検査や適応行動の判定は
対象となる人の能力を
定型発達と呼ばれている一般の人たちと比べたり
その人の内面を評価したりするものでしたが
WHOで採択されたICF(国際生活機能分類)では
障害の背景因子について
個人因子と環境因子という観点から説明されています。
簡単にまとめると・・・
たとえば、由紀子の強度行動障害について知るには
由紀子の自閉スペクトラム症や知的障害が
重度だから(個人的因子)ということだけではなくて
どんな環境の中で問題行動が起きるか(環境因子)を
評価することが大事だということです。
2.行動障害と学習
同じ行動でも
その行動の成り立ちが違っているということが
書いてありました。
「叫び声をあげて泣き出す」という同じ行動をとる
ハナコさんとタロウさんの事が例として挙げられています。
ハナコさんは聴覚過敏で
過去に「スーパーのたくさんの人ごみの音」によって
叫び声をあげて泣き出した経験をした後に
スーパーマーケットの駐車場に止まっただけで
叫び声をあげて泣き出すようになった
タロウさんは一人ぼっちでいるときに
よく叫び声をあげて泣き出す行動が見られ
職員が駆け寄ると収まって、笑顔になる
ハナコさんの場合は
スーパーマーケットの人ごみの中で受けた刺激
つまり、「叫び声をあげて泣き出す」という行動の前に
与えられた刺激によって引き起こされたもの。
レスポンデント条件づけによる学習は
その行動を引き起こした刺激や
その刺激と同時に存在する様々な刺激
建物や駐車場などの刺激にも
同じような行動を起こすようになる。
( ・_・)ん?
「レスポンデント条件付け」の意味が
解らなかったので調べてみました。
レスポンデント条件づけ(古典的条件づけ)とは
梅干しのような酸っぱいものを見ると
唾液が分泌されるなどの、
経験によって後天的に獲得した反応を条件反射と呼び、
条件反射が確立される課程をレスポンデント条件づけと呼ぶ。
あぁ・・・パブロフの犬の事ですね?!
(⌒^⌒)b なるほど
タロウさんの場合は
職員がきて声を掛けてくれるという
行動の後の結果を得るために起きている行動
同じ「叫び声をあげて、泣き出す」という行動でも
その行動の成り立ちは違っている。
自傷行動や他害行動、破壊的な行動なども
生まれながらに持っていた行動ではなくて
環境の中で学習した行動なのだそうです。
困った行動の多くが学習された物ならば
適切な行動を学んでいくことで改善していくことが
可能なのだそうです。
その為には
目の前の行動だけに注目するのではなく
行動の前後に何があったかを知ることが必要になります。
ここで思い出すのが
由紀子の精神科の主治医の言葉ですよねぇ~~!
「自傷が始まった時にどうするかを考える前に
どうして自傷が起きるのかを考えましょう。
そのことが解決しなければ、自傷をいくら止めて
問題の解決にはならないから・・・。」
自閉症の特性(自傷行為について)
結局、あの頃なにもできなかった・・・・
あの頃に、誤学習を正すことができていれば
強度行動障害にはならなかったのだろうか?
今さら考えても仕方がない事ですが
やっぱり思ってしまいます。
今日はここまで!
この本を使って勉強をしています。
行動障害のある人の「暮らし」を支える 第2版:
強度行動障害支援者養成研修[基礎研修・実践研修]テキスト
=END=
私は専門家ではありませんので、間違った解釈をしている場合があります。
ご理解の上お読みください!
やっと本を開く余裕ができたので
久しぶりに強度行動障害についてです。
でも、頭がうまく働かない!
( ̄ェ ̄;)
油切れ?(笑)
頑張って頭を回転させて
サビを落としたいと思います。
今日からは「行動の理解」という章に入ります。
1、行動障害と環境要因
前回までのアセスメントの中に出てきた
知能検査や適応行動の判定は
対象となる人の能力を
定型発達と呼ばれている一般の人たちと比べたり
その人の内面を評価したりするものでしたが
WHOで採択されたICF(国際生活機能分類)では
障害の背景因子について
個人因子と環境因子という観点から説明されています。
簡単にまとめると・・・
たとえば、由紀子の強度行動障害について知るには
由紀子の自閉スペクトラム症や知的障害が
重度だから(個人的因子)ということだけではなくて
どんな環境の中で問題行動が起きるか(環境因子)を
評価することが大事だということです。
2.行動障害と学習
同じ行動でも
その行動の成り立ちが違っているということが
書いてありました。
「叫び声をあげて泣き出す」という同じ行動をとる
ハナコさんとタロウさんの事が例として挙げられています。
ハナコさんは聴覚過敏で
過去に「スーパーのたくさんの人ごみの音」によって
叫び声をあげて泣き出した経験をした後に
スーパーマーケットの駐車場に止まっただけで
叫び声をあげて泣き出すようになった
タロウさんは一人ぼっちでいるときに
よく叫び声をあげて泣き出す行動が見られ
職員が駆け寄ると収まって、笑顔になる
ハナコさんの場合は
スーパーマーケットの人ごみの中で受けた刺激
つまり、「叫び声をあげて泣き出す」という行動の前に
与えられた刺激によって引き起こされたもの。
レスポンデント条件づけによる学習は
その行動を引き起こした刺激や
その刺激と同時に存在する様々な刺激
建物や駐車場などの刺激にも
同じような行動を起こすようになる。
( ・_・)ん?
「レスポンデント条件付け」の意味が
解らなかったので調べてみました。
レスポンデント条件づけ(古典的条件づけ)とは
梅干しのような酸っぱいものを見ると
唾液が分泌されるなどの、
経験によって後天的に獲得した反応を条件反射と呼び、
条件反射が確立される課程をレスポンデント条件づけと呼ぶ。
あぁ・・・パブロフの犬の事ですね?!
(⌒^⌒)b なるほど
タロウさんの場合は
職員がきて声を掛けてくれるという
行動の後の結果を得るために起きている行動
同じ「叫び声をあげて、泣き出す」という行動でも
その行動の成り立ちは違っている。
自傷行動や他害行動、破壊的な行動なども
生まれながらに持っていた行動ではなくて
環境の中で学習した行動なのだそうです。
困った行動の多くが学習された物ならば
適切な行動を学んでいくことで改善していくことが
可能なのだそうです。
その為には
目の前の行動だけに注目するのではなく
行動の前後に何があったかを知ることが必要になります。
ここで思い出すのが
由紀子の精神科の主治医の言葉ですよねぇ~~!
「自傷が始まった時にどうするかを考える前に
どうして自傷が起きるのかを考えましょう。
そのことが解決しなければ、自傷をいくら止めて
問題の解決にはならないから・・・。」
自閉症の特性(自傷行為について)
結局、あの頃なにもできなかった・・・・
あの頃に、誤学習を正すことができていれば
強度行動障害にはならなかったのだろうか?
今さら考えても仕方がない事ですが
やっぱり思ってしまいます。
今日はここまで!
この本を使って勉強をしています。
行動障害のある人の「暮らし」を支える 第2版:
強度行動障害支援者養成研修[基礎研修・実践研修]テキスト
=END=
母親として尊敬です。
ゆきちゃんは幸せ者ですね(^∇^)
確かに誤学習したのなら
正しく学び直せばいいのでしょう。
それが難しいですね、私には。
ゆきちゃんはすてきなママをもって幸せ者です。
私も少しは器大きくですね。
いつもありがとうございます
でも、私・・・
人の名前が全然覚えられないし
カタカナやアルファベットも苦手で
レンタルCD屋さんで、欲しいCDが探せなくて
いつも娘たちに探してもらうんですよ。(笑)
娘たちには手がかかると言われています。
(⌒-⌒; )
ただ、由紀子の母になって
自閉スペクトラム症の世界と出会って
それが面白くて・・・はまっちゃったんです。
でも、それが由紀子にとって
良かったのかどうかは分かりません。
自閉スペクトラム症の型に
はめてしまったのではないかと
思ったりするんです。
理論を読んで
「そりゃぁ~そうだけど!!」
と、私も思いましたよ!(笑)
でも、今の施設での取り組みで
少し落ち着いたので
もしかしたら・・・と、期待をして
勉強をしているんです。
でも、難しい!!
┏(_ _;)┓ガックリ