まずは良くまとまっているページから入ります。
ここでは腎臓の役割を5つにまとめており、それは血液の濾過、ミネラルバランスの調整、血圧コントロール、赤血球を作る、骨を丈夫にする、とされています。
この5つは地味かもしれませんが、どれ一つ欠けても我々は生きられません。 なので「人は何で生きるか」の答えは「腎臓のお陰で生きる」と答えるコトもでき、生体は様々な「妙なる法」が協力して生きています。
これは社会にも当てはめられ、我々はみんなで協力して文明という大きな生体を成り立たせています。
この生体と文明を重ね合わせたコンセプトでは、「はたらく細胞!」という漫画が人気を博しており、アニメ化までされています。
そこで「腎臓の役割」を社会での仕事に当てはめてみますと、血液の濾過は排水処理場、ミネラルバランスの調整と血圧コントロールは病院、赤血球を作ったり骨を丈夫にしたりするホルモンを養成するのは、学校に例えられます。
病院や学校が無ければ文明は成り立たず、排水処理場が無ければアフリカの新興国の様なヒドイ状況になってしまいます。
こうした社会インフラは、生体臓器の様に公共の精神で、経済性(金儲け)とは切り離して行われなければならないのですが、新興国ではみんなが金儲けに夢中になり上手く機能していません。
これは一昔前の中国でも見られた状況で、貧乏人は医療が受けられず(「医者殺し」に見る中国の社会病)、地方出身者は都市で教育が受けられず(格差を解消できない中国の教育)、排水はそのまま川に流されヒドイ状況でした(深刻化する中国水質汚染、巨額の浄化費用も水の泡)。
しかしこの新興国ならではの真っ黒なドロドロ川は、国の体面を重視する中国では改善されて来ています。
まずは中国の水問題の概要から入りますと(中国は水不足?水質汚染の現状は?中国の水問題の原因と対策)、これは人口がとても多くて工業排水も急激に増えたので、世界で最も困難な水問題に直面していると言えます。
これを解決しつつあるのが日本の微生物技術であるコトは、もっと知られるべきかと思います。
ここでDr.Higaは、利益を度外視した国家プロジェクトとしての普及を求めており、それは着々と進展しております。