今回は戦争を離れて、平時に於いても地球では火事が起こっているコトを述べたいと思います。
このドキュメンタリーを観た方は、その深刻さを理解していると思います。
しかしこれを文章で伝えるのは難しいので、是非とも下のページから110円でダウンロードして観て頂きたいと思います。
山火事の原因は温暖化だけでなく、インドネシアなどでは99%が経済的な理由によると語られています。
それは油ヤシプランテーションの為の焼き畑により、アマゾンでも大豆畑用にどんどん森が焼かれています。
このどちらにも、森を守る生産体制を示した認証がありますが、そうした商品に日本人はまだ余り感心を示さないのも現状かと思います。
この問題で一番スポットライトを集めている女性として、グレタちゃんが挙げられます。
早いモノで彼女も18才に成ったので、もうちゃん付けは憚られそうです。
グレタさんが訴えているコトは単純に言えば「地球環境を守ろう」と云うことで、文学的に言えは「神が創った自然を保管しよう」となり、経済的には「成長の限界を知ろう」となります。
こうしたメッセージは世界中の若者の心に届いており、政治家達もそれを復唱するように成りました。
しかし、現実には長年続けて来た経済活動を変えるコトは難しく、価値観の転換もそう易々と出来るコトではありません。
日本でも2030年までにガソリン車は作られなくなる様ですが、代わりの水素や電気を作るのに化石燃料を使うのでは、バイオエタノールが生産過程で石油を使うのと同じく、あまりに効率的では無いと言えます。
地球の火事はこれからますます広がるコトは確実に思え、それに備えた人生設計が必要かとも思います。
具体的には北国に生活基盤を移すというのが現実的で、北海道にはもう充分住んだので、次はヒマラヤ山系に住みたいと思っています。
住むからには仕事を持つ必要があり、私の場合それは当然農業で、中村哲さんがアフガニスタンの砂漠地帯に拓いた農村に興味を持っています。
ここで日本の最先端微生物農法(EM農法)を普及できれば、食糧難に苦しむアフガニスタンの人々の為になるだけてなく、今一番必要とされているSDGs(サステナブル デベロップメント ゴール)の達成を広く知らしめる効果も期待できるかと思います。