真の動物福祉牧場を目指して

李知花の知慮

 人民解放軍の侵攻に勇敢に立ち向かい、10年以上も独立を守った東チベットの優樹(ユーシュー)で、愛新覚羅傑仁と勇者ケチャの間に産まれた傑(ジェ)と、北朝鮮亡命者の娘である知花(チーホァ)の出会いについては、今年の夏に「傑と知花の修行時代」で描きました。

 それから知花には触れていなかったので、今回は彼女の「長征」での活躍を描きたいと思います。
 彼女は傑より7歳年下としますが、それでも80歳になるので、長年の人生で培われた知慮を活かして貰います。

 知花と傑との出会いは、北朝鮮亡命者を匿って韓国や日本に逃がす活動をしていた彼女が、北のスパイに命を狙われた時に傑が守ったコトによりました。
 それから知花は傑から離れようとしなくなり、こうした「追っかけ」も女性からならば知慮と成り得るでしょう。

 大の男が女を追っかけるのは、みっともないし怖がられかねませんが、か弱い女が屈強な男を追っかけるのは可愛いらしく映ります。
 知花の場合は活動を続けるタメに傑の助けが必要だったので、この歴戦の勇士を夫にするコトには大いに知慮が傾けられました。

 男女関係での知慮についてもう少し深入りしますと、これはとことん相手を必要として追っかけるコトの外に、いったん諦めたフリをして身を引く駆け引きもアリかと思います。
 それで相手の反応を観るワケですが、もしも相手が自分を追っかけて来てくれたならば、ゴールインはもう間違いないと言えます。

 知花の「長征」での活躍は、こうした恋の駆け引きを「闇っ子女子」達に教授するコトとし、彼女達は「神軍」と讃えられるように成った元アウトロー達を熱烈に追っかけたり身を引いたりして、上手く守ってくれる男をゲットし、彼等を真の勇士へと成長させます。



 

 

 

 
 

 

 
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