フリーセックスと言えはスウェーデンが有名ですが、こうした性欲を賛美する思想の源流は古代ギリシャにあるようです。
1960年代のアメリカではカウンターカルチャー(反抗文化)としてフリーセックスが流行りましたが、これは戦争と人種差別に対する反抗と、そうした差別を助長しているキリスト教の禁欲主義に対する反抗でした。
2060年代の中国を舞台にした「Sun」の物語でも、性の自由を否定している党に対する反抗として、フリーセックスを「長征」の旗印とします。
これには「長征」の主体が300万人もの「闇っ子女子」達であるコトが根底にあり、彼女達の多くは幼い頃から性的に搾取されて来たので、そのトラウマを克復するタメにこのムーブメントを発展させます。
これまで「闇っ子女子」達はずっと『Noを言わない女(中島みゆき「36.5℃」より)』と差別されて来ましたが、「長征」では立場が逆転して「Noを言わない男」が多く求められます。
これは明日の命も知れない革命の最中だからで、「退廃の底」と言えるほどに性感を高めるチョコレート(ハシシ)を彼女達が普及させているせいもありました。
しかし今の時期、北京と同緯度の夜はマイナスまで冷え込むので『青カンでイッてちょうだい(椎名りんご「無罪モラトリアム」より)』というワケには行きません。
そこで「闇っ子女子」達が天使として活躍している老人ホームを使わせて貰うコトにし、老人達もそれに刺激されて性欲を甦らせるとします。
こうした「高齢者の性」は真面目なテーマであり、性欲を保つコトは健康長寿に直結します。
男性はやる気があれば90代でも子孫を遺せるので、そうした介護でも天使たちに活躍して貰おうと思います。