道長と式部の名前はNHK大河ドラマから取っており、この2人の冒険は「源氏物語」を生みました。
わたしはこの物語を読んでいませんが、奔放な男女の愛の物語だというコトは伝わり、そんな呑気な物語が書けたのは平和だったからこそと言えます。
「2063年」の物語でも、式部には呑気な愛の物語を紡いで貰おうと思い、道長には彼女が安心して書ける環境を守り抜いて貰います。
2人の冒険はモンゴル草原の「パールのキャラバン」に馬で辿り着くところから描くとし、これは以前にも「グリーン-ツーリズム」でパールのキャラバンを訪ねていたから可能だったとします。
式部はパールと仲良くなってブログをフォローし合う関係になり、「美の女神パールワティー」から大きく文学的な影響を受けます。
それは「ファシズムに立ち向かう」革命という命懸けの冒険をしながら、同時に美しい愛の物語を描くスタイルで、式部の存在は国際義勇軍の紅一点として大きな意義を持つとします。
彼女には国際義勇軍のスポークスマンになって貰い、大草原のキャラバンには電源も電波も無いので、日々の出来事はノートに書き留めて後に本にまとめるとします。
そのタイトルとしては「緑の草原讃歌」が良いかと思い、「冷たい鋼鉄の線路」を離れて「緑の草原」にやって来た国際義勇兵達が、冒険の末に美しい愛を手にする物語とします。