真の動物福祉牧場を目指して

「World on fire」

 これはサラ-マクラフリンの歌で、世界が火事になっているコトをドラマチックに唄っています。

 この歌のように地上ではあちこちで火の手が上がっており、それを無視して呑気に生きていると欧米人から「平和ボケ」と言われてしまいます。

 私はそれをむしろ名誉なコトだと思いますが、いつまでも火事を無視してボーっと生きてるのも許されない気がし、それと向き合うコトとして今回はミャンマーを見てみます。
クーデターから1年、いまミャンマーはどうなっている? 意外なところに抵抗の痕跡:朝日新聞GLOBE+

クーデターから1年、いまミャンマーはどうなっている? 意外なところに抵抗の痕跡:朝日新聞GLOBE+

ミャンマーで、国軍によるクーデターが発生して1年が過ぎた。与党・国民民主連盟(NLD)を率いていたアウンサンスーチー氏は拘束され、全土で軍に抗議するデモが続いている...

朝日新聞GLOBE+

 このミャンマー軍の写真を見ただけで、日本のヤクザなどは反射的に頭を垂れてしまうかと思います。
 それ程に人を殺し慣れていそうな人達ですが、日本人観光客にはとてもフレンドリーで、よくお茶や菓子を奢ってくれました。

 ミャンマーは敬虔な仏教国で、子供達は大部分がお寺の学校で小僧として教育を受けます。
 兵士達も根っこのトコロでは「仏の教え」を持っているハズで、それを圧し殺してしまう軍隊の狂気には、ミャンマー市民でなくとも嫌悪感を持つでしょう。

 今回はコラムを中心に語ろうと思い、その30年に及ぶ現地取材に敬意を表します。
 ネットのコラムは最新で最良の活字メディアと言え、テレビよりも厚みのある情報が得られます。

 このコラムでは、日本とミャンマー軍の間に存在するとされるパイプについても触れられ、それを使って日本は停戦をずっと働きかけて来たと言います。
 しかしそれは表面的で全く効果を生んでおらず、日本のインテリジェンス不足がその原因だとしています。

 現状でミャンマー軍は国民の支持を得られず、国際社会からも正統な政権だと認められずに存続の危機に瀕しています。
 しかしロシアと中国が軍政をサポートして、国連の制裁決議にも反対したお陰でなんとか生き残っております。

 このコラムでは、海外企業の資産を軍が接収しているコトにも触れており、そこに日本企業の占める割合はかなり大きいとされます。
 日本企業で働くミャンマーの若者達は、特に女性がよく日本語を勉強していて、日本人観光客と話したがっていました。

 そんな彼女等も今はジャングルで銃を持ち戦っているのかと思うと悲しく、早く火事が収まるコトを願います。

 

 
 
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