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地検特捜部とは誠に不思議な組織である。
といっても、オイラは高く評価しているんですけど。
何が不思議かというと、
行政の組織に属していながら、その行政のトップ
さえも逮捕してしまうという集団なのだから。
これは、正義や検察官の良心を
よく活かされているめずらしい存在といえよう。
「そんなのあたりまえだ」と言われるかも
しれないが、そうなのだろうか?
よくよく考えてみよう。
通常、ある権力にある対抗する場合は、
別組織が憲法上や法律で対抗するものだ。
例えば、我が国では三権分立の考えがある。
それぞれの権力を抑制するために、全く違う
組織が対抗するという考えである。
例えば、
立法府である国会と司法の最高裁判所に対しは、
弾劾裁判や違憲立法審査権という
お互いを抑制しあう権限を持っている。
また、組織では無いけど第四の権力と言われる
マスコミなんかも、他の権力組織に対して
大いに対抗できるものである。
つまり、同じ権力体に属していながら、
その権力構造の中で自浄作用を行うことが
どれだけ困難なことかがわかっているから
こういう仕組みとなっているわけである。
仮に●●会社という民間企業があって、
コンプライアンス(法令順守)が重要とのことから、
総務部主管で賞罰委員会なるものが設立されたとしよう。
社長の経費の使い方が、会社にとって不利益だから
、その経費の返金と1週間の自宅待機を命ずる。
なんてこと現実にできるのだろうか?
あるいは、副社長が、それこそもっと背信的行為
をしていたとして、警察につきだすことなんて
できるだろうか?
そりゃ、いさめることまでは、
何とかできるかもしれない。
しかし、懲罰を科すことまでは、現実的に
ほとんどありえない。
地検特捜部は、
法務省ー検察庁の中にある組織である。
当然、法務大臣の配下に含まれるし、
法務大臣は、総理大臣の権限の下にある。
仮に総理大臣と特捜部が対立した場合、法務大臣は、
微妙な立場になるどころか、
むしろ総理大臣を擁護する立場をとるだろう。
つまり特捜部は組織の上司である法務大臣なんて
はなから、眼中に無いのである。
今回、政権与党の影の実力者と特捜部は
激しく対立しているが、私個人的には
どうしても特捜部を応援してしまう。
なぜならば、当該政権にも左右されずに
常に自分達の信ずる正義の為、
孤軍奮闘しているように思えてならないからである。
【ヒゲ親父】

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地検特捜部とは誠に不思議な組織である。
といっても、オイラは高く評価しているんですけど。
何が不思議かというと、
行政の組織に属していながら、その行政のトップ
さえも逮捕してしまうという集団なのだから。
これは、正義や検察官の良心を
よく活かされているめずらしい存在といえよう。
「そんなのあたりまえだ」と言われるかも
しれないが、そうなのだろうか?
よくよく考えてみよう。
通常、ある権力にある対抗する場合は、
別組織が憲法上や法律で対抗するものだ。
例えば、我が国では三権分立の考えがある。
それぞれの権力を抑制するために、全く違う
組織が対抗するという考えである。
例えば、
立法府である国会と司法の最高裁判所に対しは、
弾劾裁判や違憲立法審査権という
お互いを抑制しあう権限を持っている。
また、組織では無いけど第四の権力と言われる
マスコミなんかも、他の権力組織に対して
大いに対抗できるものである。
つまり、同じ権力体に属していながら、
その権力構造の中で自浄作用を行うことが
どれだけ困難なことかがわかっているから
こういう仕組みとなっているわけである。
仮に●●会社という民間企業があって、
コンプライアンス(法令順守)が重要とのことから、
総務部主管で賞罰委員会なるものが設立されたとしよう。
社長の経費の使い方が、会社にとって不利益だから
、その経費の返金と1週間の自宅待機を命ずる。
なんてこと現実にできるのだろうか?
あるいは、副社長が、それこそもっと背信的行為
をしていたとして、警察につきだすことなんて
できるだろうか?
そりゃ、いさめることまでは、
何とかできるかもしれない。
しかし、懲罰を科すことまでは、現実的に
ほとんどありえない。
地検特捜部は、
法務省ー検察庁の中にある組織である。
当然、法務大臣の配下に含まれるし、
法務大臣は、総理大臣の権限の下にある。
仮に総理大臣と特捜部が対立した場合、法務大臣は、
微妙な立場になるどころか、
むしろ総理大臣を擁護する立場をとるだろう。
つまり特捜部は組織の上司である法務大臣なんて
はなから、眼中に無いのである。
今回、政権与党の影の実力者と特捜部は
激しく対立しているが、私個人的には
どうしても特捜部を応援してしまう。
なぜならば、当該政権にも左右されずに
常に自分達の信ずる正義の為、
孤軍奮闘しているように思えてならないからである。
【ヒゲ親父】