入(い)りては孝、出(い)でては弟
「子 曰わく、弟子、入りては則ち考、出でては則ち弟、謹(つつし)みて信、汎(ひろ)く衆を愛して仁に親しみ、行いて余力あれば、則ち以て文を学べ 」
■その意味は?
若者の修養の道は、家にあっては孝を尽し、世に出ては長上に従順であることが第一である。次いで言動を謹んで信義を守り、人々を愛し、高徳の人に親しんで、余力あれば詩書などを読むことだ。
(「論語」一日一言より)
■感想
これまで私は、日々精進に努める身であるにもかかわらず、傲慢な言動を繰り返してきた。これより先は、謙虚さを心がけ、広く信義に尽くしてまいりたい。