和貴の『 以 和 為 貴 』

組織力VS地域力

前の選挙では、次世代の党が大敗してしまった。

大敗した理由には、様々な要素が考えられるだろうが、やはり多くの国民の意識が、経済復活、安定した社会保障を重視した結果であったと思える。

そして何よりも組織力であろう。

投票率が低下すれば組織力を有する政党が有利になることは、過去の選挙結果を見れば分かることである。

「選挙結果に投票率は関係ない。行かなかった者が悪い。」とする考え方も理解出来るが、故意に投票率を下げさせ、組織力を以て選挙で勝利するという手段は如何なものか?とも思う。

選挙に勝つためなら手段を選ばない現在の政治家たち。

民主党のように国民に嘘をついてまで選挙に勝ちたがる政党もあるのだから、とんでも話である。

やはり、地域や地方に根を張り、地盤を固めた政党は票を伸ばす。という本来あるべき姿に戻すべきであろう。

おそらく自民党は公明党と選挙協力なくしては票を落とす結果になっていたに違いないはず。

安部首相率いる自民党が大勝利しても、腹の底から喜べないのはそんな理由からかも知れない。

次世代の党のような真正保守政党には、ネットやメディアだけでなく、さらに踏み込んで地域や地方に根を張ることを重点課題とし、これからの活動に期待したいものである。

組織に対抗するには地域からであるし、真正保守政党が目指す地域活性化への道筋でもあると私は考える。

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