論語を現代語訳してみました。
為政 第二
《原文》
子曰、攻乎異端、斯害也已。
《翻訳》
子 曰〔のたま〕わく、異端〔いたん〕を攻〔おさ〕むるは、斯〔こ〕れ害〔がい〕あるのみ。
子 曰〔のたま〕わく、異端〔いたん〕を攻〔おさ〕むるは、斯〔こ〕れ害〔がい〕あるのみ。
《現代語訳》
孔先生が、次のように仰られました。
真理・道理(=本学)から外れた学問や教え(=末学)に専念することは、害あるのみぞ、と。
〈つづく〉
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※ 孔先生とは、孔子のことで、名は孔丘〔こうきゅう〕といい、子は、先生という意味
※ 原文・翻訳の出典は、加地伸行大阪大学名誉教授の『論語 増補版 全訳註』より
※ 現代語訳は、同出典本と伊與田學先生の『論語 一日一言』を主として参考にしているが、決して両先生を否定するものではない