大谷翔平、両リーグ最速の特大40号ソロ! 自己最多8勝目に自ら祝砲 本塁打王は2位に5本差でキングも独走
8/19(木) 10:12配信
2925
両リーグを通じて40号一番乗りを果たした大谷翔平
【米大リーグ】タイガース1-3エンゼルス(8月18日・日本時間19日 デトロイト/コメリカ・パーク) 【映像】打った瞬間の特大40号 エンゼルスの大谷翔平投手が今季40号本塁打と8勝目を目指し「1番・投手」で先発出場。3打席凡退で迎えた8回の第4打席に4試合ぶりとなる40号ソロを放ち、両リーグを通じて40号一番乗りを果たした。本塁打王を争うライバルのゲレロJr.(ブルージェイズ)に5本差でキング独走状態に入るとともに、打点王争いでも89打点でトップタイのディバース(レッドソックス)、アブレイユ(ホワイトソックス)との差を「2」とし、投打二刀流での打撃二冠という快挙達成を射程圏内に捉えた。また8回を投げ1失点で自己最多となる8勝目に自ら祝砲を打ち上げた。また8回を投げ90球、無四球で被安打6、奪三振8、自責点はソロ本塁打の1点のみだった。 敵地ヤンキー・スタジアムで行われたおとといの試合に「1番・DH」で出場した大谷。ベーブルースの命日、さらに聖地での40号到達に注目が集まったものの、メジャー屈指の好投手であるコールとの対戦に苦戦し、40号到達はお預けに。さらにきのうの試合では、6回打席に入るも、一つの申告敬遠を含む3四球と勝負を避けられる形となり3打数1安打。勝ち越しの場面で迎えた6回の第4打席では、申告敬遠で一塁に歩かされ、同じく通算500号を目前に歩かされたレジェンドであるミゲル・カブレラ内野手と塁上で苦笑いを浮かべる場面も見られた。 4試合ぶりとなる一発で本塁打王を争うゲレロJr.に5本差をつけ、キング独走状態に入った大谷。打点王争いでもトップタイのディバース(レッドソックス)、アブレイユ(ホワイトソックス)に2差と迫り、「投打二刀流での打撃二冠」という前代未聞の快挙がいよいよ現実味を帯びてきた。 またシーズン40本塁打により、1993年に殿堂入りを果たしたレジー・ジャクソンが1982年に記録したエンゼルスの左打者としての最多記録を更新。トロイ・グロスが2000年に記録した球団記録の47本まで「7」と迫った。なお、エンゼルスでシーズン40本塁打を達成したのは、トロイ・グロス、マイク・トラウト、アルバート・プホルスの3人だけ。チーム、または球界のレジェンドたちと肩を並べた大谷の快進撃はまだまだ続きそうだ。この日の打者・大谷は第1打席が空振り三振、第2打席は右フライ、第3打席は二ゴロ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)