葉室麟の潮鳴りを読了。
蜩の記に続いてになるが、今回も武士の生きざまを感じました。死ぬほうが楽なこともある。そこまでの境地にたっはたことのないから簡単には言えないかもしれませんが、江戸時代には今ほど色んな気晴らしもなく、目の前の事に武士も商人も農民もみんな一生懸命だったんだなと思った。そして、潮鳴りにつづきの、正しい事に従う心を貫く大変さも痛感。自分なら家族や自分のために妥協しちゃうなと、、、ああ . . . 本文を読む
死の期日をわかってる武士と、その周りの武士、家族、農民、商人との関わりを通じて、男らしい武士とはなんぞやというのを感じれました。農民がいないと食べていけない、商人がいないと物を持てない武士。その存在価値とは、人の上に立ち、人をまとめる役割の武士は、あらゆる責任を自分で請け、時に自分の罪でなくても背負い、弱い立場の言葉を上に対して自分の意見として伝える。こうゆうことをできるのが本当の武士であり男であ . . . 本文を読む
真山 仁
雨に泣いてる
東北大震災を取材する新聞記者の物語。人としての人の死と向き合い、記者としては真実を伝えるのが使命。そのはざまで揺れる記者たちの心の葛藤を新聞社の裏側もしっかりと見せながらリアリティを持って伝えてました。死者の数ばかり報道されるなかでの、一人一人の死とそれを受け止める残された家族や、知人の心理も伝わります。
. . . 本文を読む
久しぶりにブログを書く。
世界から猫が消えたなら
という本を読んだからだ。フェイスブックやツイッターにあげるのも気恥ずかしいし、といいながらツイッターには少しあげてしまったが、、、今なんとも言えない衝動にかられてる。
涙が途中から止まらない、、、
なんで泣けるのだろうか。人は、何かを得るときに何かを失う。ただみんなそれには気づいていない。一方人は
自分の死と向き合うには時間がかかる。
そんな中で家 . . . 本文を読む