ゆうきのゆうき(keberanian Yuki、Yuki's courage)

サラリーマン社長(その前は広告担当)“ゆうき”の飯や読書をした時の、気が向いた時の思考のストックです。

アルキメデスの大戦

2024年12月16日 | 映画、DVD、テレビ

ネタバレあり。天才数学者が太平洋戦争に向かおうとする日本において、海軍内での戦艦造船をめぐる見積捏造を暴く物語。と思いきや、最後は史実の裏側の動きをフィクションとして見せていく。今の日本にも通ずる当時の日本、間違った方向に国が行き、修正ができない政府と時代の流れ。そこに歯止めをかけるべく負け方を考えていく一部の優秀な人。戦艦大和の最後を知る人にはこの見せないエンディングが心を揺さぶられる。しかし個人的には戦争を避けるのではなく、負けて終わらせるという武士の考えは好きではない。したたかに戦わずに勝つ。いや勝ち負けではない幸せを目指すべきと思う。そして負ける戦いはしない。歴史は勝者が語り、敗者の美学は泣けるが立ち上がれないほどの敗北はするべきではない。考えがまとまらないが、とにかく史実の裏側を今までにない角度で捉えた面白い作品でした。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。