ゆうきのゆうき(keberanian Yuki、Yuki's courage)

サラリーマン社長(その前は広告担当)“ゆうき”の飯や読書をした時の、気が向いた時の思考のストックです。

黒い海 船は突然、深海に消えた

2023年10月05日 | 本と雑誌
黒い海 船は突然、深海に消えた読了。その前までハートフル系を連続して読んでいたので、重厚なノンフィクションを読んでみようと。2008年に起きた17人の犠牲者を出した漁船(第58寿和丸)の沈没事故。生き残った3人の証言とあまりに違う国の報告書。事件を解決するのではない本書だが、逆に最後に学びがあった。真実を探り責任を追求するだけでなく、泥沼のような解決できないことは世の中には存在し、その中でも必死に . . . 本文を読む

インドネシア生活半年。色々本を読んだ。日本のね。

2023年07月15日 | 本と雑誌
インドネシア生活が間も無く半年経とうとしている。こちらに来て最初に感じたことは、貧富の差が目に見えてわかることと、衛生概念が低いということだった。現地の人やこちらに長く住む人に聞いてもそこは間違っていないようだ。ちなみにこのブログを書いてる今は私は食中毒で4日間腹痛と下痢が続き、昨日は点滴を初体験した。この食中毒も衛生概念が低いことに自分が慣れて来て、屋台で飯を食べたり、歯磨きを水道の水で平気でや . . . 本文を読む

自責と積み重ね。

2022年07月30日 | 本と雑誌
◆マーケティングとは組織革命である。森岡毅 著◆ガンダムでわかる現代ビジネス 音部さん、ジュンカムさん 他◆一生折れない自信のつくり方 青木仁志 著◆仕事で一生悩まないための菜根譚の教え 田口佳史 著最近立て続けにこのラインナップを読ませていただいた。 いずれにも通じて認識できたのは、全ては自分の意志で人生は選択していき、自責で一歩づつ成功体験を増やしていくことが大事だということ。やらされている . . . 本文を読む

葉室麟『青嵐の魚』『辛夷の花』

2022年04月05日 | 本と雑誌
青嵐の坂 (角川文庫)葉室 麟KADOKAWA青嵐の坂を読んだ。葉室麟の作品はどれだけ読んだだろうか。今回も感じた武士の心。日本人に残る見栄とか、モラルを優先する心って武士の時代から残っている気がするんですよね。海外なら、自分の身の回りの人、自分自身の利益を優先したり、自分のやりたいことを優先しても何も言われない。日本もそうゆう考えの人もいるし、海外にもモラルを優先する人もいるんだけど、大きい反響 . . . 本文を読む

看守の流儀

2022年03月10日 | 本と雑誌
看守の流儀 (宝島社文庫)城山真一宝島社【看守の流儀】を読んだ。まず刑務官という仕事が、単純な管理者の仕事だけではなく、過ちを犯した人や、過ちを仕方なく犯さざろえなかった人の次の人生を応援する素晴らしい職業であることを学べたのがよかった。そして、この物語がミステリー小説としてすごく計算され、伏線の張り方と回収の仕方がすごいことがある。なんなら、小説ならではの読者がこうゆう気持ちでで読むのだろうなと . . . 本文を読む