ゆうきのゆうき(keberanian Yuki、Yuki's courage)

サラリーマン社長(その前は広告担当)“ゆうき”の飯や読書をした時の、気が向いた時の思考のストックです。

LAST SHOW<長塚圭史 作・演出>

2005年07月17日 | 演劇、音楽
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長塚圭史 作・演出の「ラストショー」を見た。

いやー「家族」とは?ということなんだけど、なにせ演出がエグイ。
現代の家族についてまわるペット、家庭内暴力、仕事、弱い男の
問題を、なぜか環境問題も絡めて話を進めてくんだけど。。。
だって、あの犬があんなになるって。。。ブラックすぎるよ。。

以下若干ネタバレあり

前半は若い二人の夫婦の仕事と家庭の問題をコミカルに
永作博美と北村有起哉+中山祐一朗で演じる。

そして物語は風間杜夫が登場してから古田新太演じる動物愛護
家の正体とともに、長塚圭史らしい死と狂気の世界にはいって
いく。でもそこに笑いがちりばめられているのもスゲーんだけど。

で、最後には市川しんぺーがあかちゃん役で登場してクライマックス。
まさかの登場シーンとはけるシーン。
「生まれてくる子は親を選べない。その子供を大事にできないん
だったら最初からつくるな」
「水子だけどお母さんが危険だから、急成長して出てきちゃった」
永作演じる奥さんとの掛け合い。ちょっと涙でした、、、

そしてラストシーンは、死んだお父さんを食べようとする息子。。
外では核廃棄物処理場の爆発。
これが現代家族としての最悪なラストショウという事だろうか。

深くて、考えさせられて、驚いて、そして笑えていい舞台だった。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
line_ctrlさん>すいませんでした。。。 (king)
2005-07-18 00:55:13
line_ctrlさん>すいませんでした。。。

misatoさん>こちらこそTBありがとうございます。
探してみます。

返信する
TBありがとうございました。 (line_ctrl)
2005-07-17 12:37:02
TBありがとうございました。

長塚圭史作品は初めてだったのですが、面白いですね。あんまりよくは分からなかったのですが、同じような解釈のようなので、なんとなく安心しました(笑)

追伸:TB2回いただいたようだったので一つ消させてもらいました。
返信する
はじめまして。misatoと申します。 (misato)
2005-07-17 10:37:25
はじめまして。misatoと申します。
この度はTBありがとうございました。
後味の悪いような、でもすっごく面白かったし、
ちょっとうるっときちゃったり、
なんとも独特の余韻のあるお芝居でしたね。

祐樹さんのブログも拝見させていただいたら、
過去に私が鑑賞した演劇のこともとりあげていらっしゃったので、
いくつかTBさせていただきました。
よろしくおねがいします。
返信する

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