コンプレックスをなぞるたび、それが好きだ素敵だと褒めてくれた人を思い出す。
自分はコンプレックスでも、相手にとったら魅力的に映る。そんなこともあるんだと思った。
コンプレックスだらけの私は、認められたい願望だらけの私で、
そのままでいいよと言われた私は、とても戸惑った。
仮面をいくつも重ねている私は、そのまま。がよくわからない。
力を抜くことができない。
一番言われたかった言葉をするりと囁いた人。
初めて他人の前で本当に泣いた日。
他人の前で、涙が溢れだすのを止められなかった日。
私はあなたのような人になりたいと、今日も思っています。