人は誰しも、あなたが正しいと言われたい
誰しも否定なんかされたくない
それが人一倍わかるから
自分のこと話したいのも聞いてほしいのも認めてほしいのもうずうずしながらも全部我慢して
あなたは
あなたの方が正しいんだよと相槌を打つ
思い切りストライクされたような、消されてしまうような私の中の小さな女の子
そのうち何も言わなくなる
何も言えずにただあの人の奴隷になる
あの人はなにも気がついていない
ただのばかで世間知らずで俺がいなきゃ何にもできないと
思っているのでしょう?
それでも半分以上は当たっているんだと思ってしまう
自分がそうさせた、自分がそうした、
そうは言い聞かせても
あなたがそう私に仕向けた。
どこか遠くの方で叫び声が聞こえるのです
そんな未来が見えてしまった
あなたと話していて
大人としての分別がついてしまうだけに、私の中の小さな女の子をひた隠しにしたくて誰とも共存しないのです
大人になったからこそわかったんじゃないか
私の心に足りないもの
欲しくてやまないもの
誰かと出会うことが
私を知るきっかけになること
今からでもきっと間に合う
なんとなくここにつながっているような..