半分、青い 律

学校に馴染めない子供がいる
毎日学校に通い、学ぶから、それが全てだと思ってしまう

でも違う
学校が全ての自分の居場所じゃない
人との繋がりは
そこだけじゃない
自分が自分らしく居られる場所を無理して学校に求めなくたっていい

私はそれを
家族はそれを
知らなかったあの頃。

我慢も、合わせることも大切。だけど、
支配されて自分を見失うくらいなら
自分じゃなくなるくらいなら
一人でいい


そのまんまでいたら
気の合う友達は必ずどこかにできるってこと

自分を偽るな

律を見ていると、ふと羨ましくなる

隣の家族は青く見える ラスト。 本末転倒にならぬように

つらい思いさせればいいじゃないの
妻が辛い思いしてるときは
夫も辛い思いするべきでしょ

嬉しいことや楽しいことは誰とでも共有できるけど

辛いことや悲しいことは
１番大事な相手としか共有できないんじゃないの

辛くても悲しくても
悩んでも苦しんでも二人で
一緒に生きていこうって約束したのが
夫婦なんじゃないの
それが結婚てもんなんじゃないの




『赤ちゃんを授かることが奇跡だと思ってたけど

一生一緒にいたいって思えるパートナーと出会えたことが
そもそもの奇跡。
大ちゃんと出会えたことが一番の奇跡。』

俺が後悔するとしたら
奈々の手を離したとき。
子供のいない人生は耐えられるけど
奈々がいない人生は耐えられない



一 本末転倒という台詞がたくさんでてくる。
二人で一緒に生きていくということはどういうことなのか
なぜその人を選んだのか
なぜその人でなければならないのか
なぜその人と一緒に生きているのか
幸せのかたちはそれぞれで
どんな時も一緒に乗り越えていこうと覚悟させた相手のこと。


良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、
病める時も健やかなる時も、共に歩み、
他の者に依らず、死が二人を分かつまで、
愛を誓い…その人を想い…



原点にかえって
誰かと一緒にいる意味を考えてみたい

半分、青い

『これを悲しいと思うか
面白いと思うかは
その人次第』

『胎教に悪いやろか。
ううん、お母さんが楽しいのが一番や』




最初から佐藤健さんがかっこよすぎる。一瞬なのにあれはすごい。
脚本が北川さん。
歌が星野源さん。
オーバーな岐阜弁、これもまたええな。
そう、大概は、笑顔と涙に囲まれて、望まれて生まれでてくる。
大概は。
それでも生きよう。
それを面白いと思って。