鳩居堂から三越
和光のショーウィンドウ
和光のショーウィンドウ
相方がチケットを手に入れたので、12月歌舞伎の第三部、夜の部に行ってきました。
飲茶で少しだけお腹を誤魔化したあと、用事もあったので、銀座の鳩居堂に!
オープニングはクリスマスイブの銀座通りです。
さて、肝心の歌舞伎座ですが、演目は「義経千本桜 吉野山」静御前:中村七之助、佐藤忠信:尾上松緑
「信濃路紅葉鬼揃」鬼女:坂東玉三郎、平惟茂:中村七之助 というような出し物と演者でした。実は、余り期待していなかったのです。踊りが主体だし!
しかし、後半の「信濃路〜」は凄かった!玉三郎が創作して平成19年の初演!一幕の舞が主体の舞台。長唄と義太夫、大鼓や小鼓など総勢31人が舞台を埋め尽くしています。
始まりは能の所作を写し、静かな舞。まだ、貴女にならない女たちの舞は、ジゼルの第二幕ウィリの踊りみたいだし、上臈の玉三郎はまるでミルタみたい!
しかし、女たちが隈取した鬼女に変身してからは舞台は一変。玉三郎以外の5人の鬼女が連獅子てやるような長い髪を振り回すのは大迫力。若い俳優もかなり大変なのが見て取れました。
「オシャレ」なイブではありませんが、楽しい一晩でした。
年寄りに大事なこと!帰りの地下鉄も茅場町から座れたしね〜