大きいパソコンに不満を感じてmini-ITXで自作パソコンを始めた方もいるのではないでしょうか。RYZENで自作パソコンということで、先ずはmini-ITXでの事例をご紹介させて頂きます。
これから自作パソコンを考えている方にはRYZENでのプランがお勧めです。
その理由として、
1 互換性の面で間違いが起きにくい
RYZEN登場からそろそろ3年。現在最新のものは第三世代と呼ばれていますが、第一世代から同じAM4というソケットで基本的には互換性があります。初期に発売した3××マザーボード(X370・B350等)でも最新の第三世代RYZENを使用することは可能(条件があります)ですし、逆にX570と呼ばれる最新マザーボードで第一第二世代のRYZENを使えます(某メーカー一部製品には例外あり)。
第一世代 マザーボード(X370・B350等) CPU (1800X・1600等)
第二世代 マザーボード(X470・B450等) CPU (2700X・2600等)
第三世代 マザーボードX570(B550等未発売) CPU (3700X・3600等)
同じ世代の組み合わせなら対応BIOS等などの対策が不要になり、安心です。
2 コストパフォーマンスに優れる自作パソコンを作れる
第二世代や中古品のCPUとB450などの旧世代の組み合わせでコストパフォーマンスに優れる自作パソコンを作れます。以前とは違い、最新製品でなくとも十分以上の性能を安価で得られます。
3 上記内容の補足として
最新である第三世代は競合と同等の性能を発揮しますが、マザーボードのX570チップセットはハイエンド向けのものであり、用意する電源をCPU用ケーブルが多いものにするか、変換ケーブルを用意する必要があります。前世代と比較してやや使いづらい面があります。人気のRyzen 7 3700Xも、米国と比較してまだ5000円程割高です。CPU全体の供給不足で、売れる商品で利益を確保しようという状態です。逆にRyzen 5 2600は米国と比較してもお買い得となっているのでおススメです。
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mini-ITX1台でも多くのPCパーツが必要となります。
RAIJINTEK METIS PLUS(mini-ITX用PCケース)をベースとした構成で組みます。
前置きが長すぎますね。話が進みませんが、続きはまた後日に・・・