未明まで雨が降ったものの早朝から快晴。JR高尾駅北口は陣馬高原などに向かう登山者でかなりの賑わいになっていた。
我々のスタート地点となる川井野バス停には急行バスが停車しないことが分かり、各停バスの列に並び直す。
(バス会社の職員が陣馬高原方面行きを一括りにして列の案内をするので要注意。)
参加者:山の会メンバー8名(男性6名・女性2名)
集合:JR高尾駅北口 陣馬高原行きバス停 8時
ルート:川井野バス停~登り口~北尾根末端~関場峠~三本松山(昼食)~舗装道~夕やけ小やけふれあいの里バス停
※主眼は、登山ルートマップに掲載されていないような隠れた尾根歩き。
川井野バス停で下車し、今日のコース確認などを行い歩き出した。
チェーンの張られた側道(林道)に入って前進。
眼前に植林された急斜面が出てきた。
この尾根筋がルートなのだが、その取り付き地点が不明瞭になっていた。
(尾根を目指して斜面を上る。われわれ3名はこのまま直登。)
その後は、ネットフェンスに沿うように尾根をたどる。
(上がってきた後方を振り返る。)
(北西側の眺望)
(左側の尾根を目指す。)
植林地の上部を過ぎた地点からは、しばらくヤブ漕ぎとなった。
そこから先は、針葉樹の林内を踏み跡らしきものをたどって進み、北尾根末端に到着。
(北尾根末端:すぐ右側前方には北高尾山稜縦走コースが通っている。)
(一応この歩いて来たルート名が記された案内板が、白い標柱の根元近くに設置されていた。)
ここで少し長めの休憩をとる。
次々にやって来るトレランの方々とすれ違いながら下る関場峠~三本松山への道は、ミズナラなどの広葉樹の巨木もあってなかなか趣がある。
(関場峠)
ピークとなっている三本松山に到着。
昼食を取る。
(三本松山:山名の標識は設置されていない。)
今日のコースはここから下るのだが、踏み跡をたどるようなもので、明瞭にはなっていない。
(イノシシのぬたば脇を行く。)
(送電線の下を通る。)
(ここにもイノシシのぬたば)
(道)
(右のヤブの中から歩きやすい道に出てきた。)
(案下川にかかる小橋)
途中ヤブ漕ぎ状態が数か所あったものの、尾根筋をたどって無事下山となった。
同行者が指摘したように、この下山ルートは、霧が立ち込めるような状況下では道迷いを起こしやすいだろう。
また、落ち葉の堆積の変動によってもルートを見失いやすいので、経験者や熟達者と一緒にたどるべきと思われる。
案下川にかかる小さな橋を渡って舗装道に出て、それを歩いて『夕やけ小やけふれあいと里』へ。
(夕やけ小やけの歌は出なかった舗装道歩き)
(中央の石柱が『口留番所跡碑』:江戸時代 甲州街道の裏街道の重要交通点として関所が置かれた。)
高尾駅行きの急行バスに乗って駅に戻り、そこで解散となった。
今回も学ぶことの多い山行だった。
今回のコース
歩行距離:5.6㎞ 行動時間:4時間半 標高差:431m 累積上昇高度:584m 累積下降高度:582m
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