(北側折り返し地点:栗駒駅構内)
11月10日~11日と、あの“くりでん”(くりはら田園鉄道)が栗原市栗駒のレールを走ることになった。実施の中心的役割を果たしたのがNPO法人『夢くりはら21』。
これに至るまでのいきさつに関わっていたことから、10日にはわたしも栗駒に出かけた。この日は、別用で午後には東京に行かなければならなかったので、一切手伝いをしないでしまった。
どんよりとした曇り空にも関わらず、午前10時からの運行には、毎回定員(40名:皆が座れるように配慮)が乗車。東京や山形、仙台などから来たという方々もけっこういたらしい。
二つの踏み切り間の約400メートルを往復するわずか10分にも満たない乗車にもかかわらず、どの顔も笑顔。手を振る人も多数いる。車での移動では見られない光景である。やはり、鉄道や船の旅は心温まるということか。
(乗車を待つ人々)
(乗車券購入に並ぶ)
(南側折り返し地点)
それにしても、年に何回かはもう少し長い距離で実現したいものである。地域の主要なイベントの開催のときや、“くりでん”の日(今はないが)に行なうこともあっていい。
「“くりでん”が走らなくても、みんな踏み切りで一旦停止してるんだから、思い切ってやればいい。」そうした意見が、見物をしていた地元の人から出ていたのがうれしい。
沢辺駅から栗駒駅間は、国道4号からの眺望も良い。栗駒山を北東に見ながら走る姿は、きっと多くの感動を集めるに違いない。その線路に沿った“やまぼうし”並木の実現は、わが夢でもあるが・・・。
(産業祭りを眺めてから午後1時過ぎに栗駒を立ち、仙台の我が家に戻り、その後東京へ出かけた。)
(産業祭りのにぎわい)
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