旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

「山の日」に思う、こういうものも事故の一因かと

2023-08-11 22:46:40 | 登山・トレッキング
遭難や滑落といった山での事故が続いている。
山登りが好きな自分にとっては、とても他人事ではない。

「滑る」「転ぶ」に要注意!はすぐに言われること。
ちなみに、遭難原因別の割合では、転・滑落、転倒、道迷い、病気、疲労、その他の順に多いという。

特に下山時では先を急ぎたいという気持ちが先行しがち。
そういう場面でこそ適時・適切な補給と休憩が大事なんだと改めて思う。

わたしは今年5月に、下山時ではないが、単独で岩場を上っているときに危険な目にあった。
顔にケガをしたことに気づくまでの記憶が無い。
帽子やメガネが無傷で額や頬骨付近を切っていたのが不思議。

それから2日後、血糖値の状況確認に2か月ごとに通っている病院の先生によれば、体内の水分不足で血圧を下げる薬(アジルバ錠20mg)が効きすぎたからかもとのこと。
(この日は飲んでいなかった。以来、この薬の服用を止めている。)
この時だって、十分な休憩と水分・糖質補給をしておけばこういうことにならなかったはずと、悔やまれてならない。
(睡眠不足もあったが。)

一般に「シャリばて」(エネルギー不足)や「水分不足」「疲労」などが問題視されるが、怖いのは「意識がとぶ」という状態に陥ること。
わたしのように、きちんと水分補給等もしないまま歩いては、体内の薬の濃度が高まり危ない。

高齢登山者の事故だけでなく、時々耳にするこの「意識が飛んだ」という交通事故等について、血圧降下剤の効きすぎといったこともあるのではないかと思ってしまう・・・。

※国立登山研修所『百万人の山と自然 安全登山ハンドブック2023』 ⇒ こちら(PDF)



(メマツヨイグサ)
いつも歩く近くの多摩川では、この花のほか「ほふく性」のコマツヨイグサは目にしても、オオマツヨイグサはさっぱり見かけない。


(同上)


(ユウゲショウ)


(同上)


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