関東に入った徳川家康の命を受け、慶長2(1597)年代官小泉次大夫は多摩川から稲毛領と川崎領への用水路の建設と新田開発に着手した。
今回(2023.04.13)は、そのうちの東急田園都市線高津駅と溝の口駅の中間地点から武蔵小杉までをたどった。
これまで歩いた様子は
上河原堰から ⇒ こちら
宿河原堰から円筒用水 ⇒ こちら
*
サクラが咲いていれば見事だったろうな!
せっかくの青空も黄砂でやや花曇りのよう。
それでも、二ヶ領用水に寄せる地元の方々の熱く深い思いがしっかり感じられて、良い思い出となる歩きになった。
(歩いたコース 総距離:9.1㎞) ※トラック上のポイントは、掲載画像の撮影地点。
東急田園都市線高津駅で下車。
線路に沿うようにして溝の口側に進む。
なかなか趣のある水路に到着。
道にはゴミ一つ落ちていない。
ボランティアらしき男性が、清掃をしていた。
(あけぼのはし下流側)
(親水護岸)
水路に沿って歩く。
沿道の植栽にも目が行く。
(モッコウバラが道にせり出している。)
(水路わきのロウバイ(蝋梅)の実)
(水路わきの道に設置されたミニライブラリー)
なかなか洒落た試みだと感心してしまった。
第三京浜道の高架下を抜けたそこから先の水路には、水面に影を落とすサクラ、モモなどが続く。
(風に揺れるユウゲショウ)
ユウゲショウ:夕化粧 アカバナ科マツヨイグサ属
水路に架かる竹橋という広い橋に到着。
すぐわきの東屋やベンチでは数人が休憩中。
(井田堀取水口) 竹橋手前上流側にある。
(竹橋)
(木月堀取水口) 竹橋下流側にある。
まだ咲き残っているヤエザクラやモモを見上げては立ち止まる。
(木に括りつけられた解説板には品名:菊桃 別名ゲンジグルマとあった。)
(オクナ)
(同)
(オクナ咲く道)
ずんずん進む。
武蔵小杉のタワーマンション群が見えてきた。
案内標柱にある等々力緑地300mを見て用水路を離れてそちらにも行ってみることにした。
(等々力緑地への入り口広場)
あまりの広さに驚いてしまった。
画像左には大きな像が置かれている。
【等々力緑地】
陸上競技場、野球場、テニスコート、サッカー場、とどろきアリーナなど多数の運動施設があ り、陸上競技場はサッカーJリーグ川崎フロンターレのホームスタジアムとなっており、試合開催日は多くの人々でにぎわいます。また、釣池、四季園、ふるさとの森など自然とのふれあいを深める施設も充実し、緑地内には芸術空間・市民ミュージアムがあります。 (川崎市のサイトからコピー転載)
(北村西望作『健康美』)
とどろきアリーナ、ミュージアム(閉館中)の後ろを通り抜けて等々力緑地ふるさとの森に到着。
森の中には遊具やベンチなどが設置されているが、今日は静かだった。
森の端のベンチに腰掛けノンビリと休憩。
ふたたび用水路側に向かうことにした。
(これまた広い釣り池)
ここは有料。
緑地公園内を出ると目の前に神社があったので、立ち寄ってみることにした。
(小杉神社)
(「地神塔」というものは初めて見た。)
せっかくなので、二ヶ領用水を開削する際に置かれたという小杉陣屋跡を訪ねることにした。
しかし、事前確認を怠っていたので、探しあぐねて右往左往することになってしまった。
出合った年配の方々に尋ねてもうまくいかない。
スマホで座標を確認し、ようやく到達。
そこは何のことはない。
公園すぐそばの路地のようなところだった。
陣屋跡というから大きなものだろうという思い込みが、道に迷う原因だった。
(小杉陣屋跡と次大夫)
(すぐわきの公園)
用水路に向けて歩いていると中原街道のクランクに出た。
そこには徳川御殿跡という標柱。
奥にはこれまた大きなお寺。
通り過ぎるわけにはいかない。
(徳川御殿跡)
(真言宗智山派 西明寺)
(山門の形がなんともすばらしい。)
また道に戻って歩く。
(庚申塔)
案内にある大師とは川崎大師?
交通量の激しい道を渡って用水路に向かう。
(わかりやすい案内図。これを先に見ていたらこれほどウロウロしないで済んだろうに~。)
神地橋こうじばしに立つ。
そして武蔵小杉駅の方向を目指して水路わきの道を歩く。
(神地橋の上から水路を見る。)
(オオアラセイトウが咲く親水護岸)
ここで用水路めぐりは終了。
初めはJR南武線の鹿島田駅まで歩きとおすつもりだったが断念。
次回の楽しみとして残すことにした。
武蔵小杉の賑わいや我には無縁のタワーマンションなどを眺めながら、駅に到着。
待つことなくすぐ来た電車に乗って武蔵溝ノ口駅へ。
そして田園都市線と乗り継いで帰宅した。
今回(2023.04.13)は、そのうちの東急田園都市線高津駅と溝の口駅の中間地点から武蔵小杉までをたどった。
これまで歩いた様子は
上河原堰から ⇒ こちら
宿河原堰から円筒用水 ⇒ こちら
*
サクラが咲いていれば見事だったろうな!
せっかくの青空も黄砂でやや花曇りのよう。
それでも、二ヶ領用水に寄せる地元の方々の熱く深い思いがしっかり感じられて、良い思い出となる歩きになった。
(歩いたコース 総距離:9.1㎞) ※トラック上のポイントは、掲載画像の撮影地点。
東急田園都市線高津駅で下車。
線路に沿うようにして溝の口側に進む。
なかなか趣のある水路に到着。
道にはゴミ一つ落ちていない。
ボランティアらしき男性が、清掃をしていた。
(あけぼのはし下流側)
(親水護岸)
水路に沿って歩く。
沿道の植栽にも目が行く。
(モッコウバラが道にせり出している。)
(水路わきのロウバイ(蝋梅)の実)
(水路わきの道に設置されたミニライブラリー)
なかなか洒落た試みだと感心してしまった。
第三京浜道の高架下を抜けたそこから先の水路には、水面に影を落とすサクラ、モモなどが続く。
(風に揺れるユウゲショウ)
ユウゲショウ:夕化粧 アカバナ科マツヨイグサ属
水路に架かる竹橋という広い橋に到着。
すぐわきの東屋やベンチでは数人が休憩中。
(井田堀取水口) 竹橋手前上流側にある。
(竹橋)
(木月堀取水口) 竹橋下流側にある。
まだ咲き残っているヤエザクラやモモを見上げては立ち止まる。
(木に括りつけられた解説板には品名:菊桃 別名ゲンジグルマとあった。)
(オクナ)
(同)
(オクナ咲く道)
ずんずん進む。
武蔵小杉のタワーマンション群が見えてきた。
案内標柱にある等々力緑地300mを見て用水路を離れてそちらにも行ってみることにした。
(等々力緑地への入り口広場)
あまりの広さに驚いてしまった。
画像左には大きな像が置かれている。
【等々力緑地】
陸上競技場、野球場、テニスコート、サッカー場、とどろきアリーナなど多数の運動施設があ り、陸上競技場はサッカーJリーグ川崎フロンターレのホームスタジアムとなっており、試合開催日は多くの人々でにぎわいます。また、釣池、四季園、ふるさとの森など自然とのふれあいを深める施設も充実し、緑地内には芸術空間・市民ミュージアムがあります。 (川崎市のサイトからコピー転載)
(北村西望作『健康美』)
とどろきアリーナ、ミュージアム(閉館中)の後ろを通り抜けて等々力緑地ふるさとの森に到着。
森の中には遊具やベンチなどが設置されているが、今日は静かだった。
森の端のベンチに腰掛けノンビリと休憩。
ふたたび用水路側に向かうことにした。
(これまた広い釣り池)
ここは有料。
緑地公園内を出ると目の前に神社があったので、立ち寄ってみることにした。
(小杉神社)
(「地神塔」というものは初めて見た。)
せっかくなので、二ヶ領用水を開削する際に置かれたという小杉陣屋跡を訪ねることにした。
しかし、事前確認を怠っていたので、探しあぐねて右往左往することになってしまった。
出合った年配の方々に尋ねてもうまくいかない。
スマホで座標を確認し、ようやく到達。
そこは何のことはない。
公園すぐそばの路地のようなところだった。
陣屋跡というから大きなものだろうという思い込みが、道に迷う原因だった。
(小杉陣屋跡と次大夫)
(すぐわきの公園)
用水路に向けて歩いていると中原街道のクランクに出た。
そこには徳川御殿跡という標柱。
奥にはこれまた大きなお寺。
通り過ぎるわけにはいかない。
(徳川御殿跡)
(真言宗智山派 西明寺)
(山門の形がなんともすばらしい。)
また道に戻って歩く。
(庚申塔)
案内にある大師とは川崎大師?
交通量の激しい道を渡って用水路に向かう。
(わかりやすい案内図。これを先に見ていたらこれほどウロウロしないで済んだろうに~。)
神地橋こうじばしに立つ。
そして武蔵小杉駅の方向を目指して水路わきの道を歩く。
(神地橋の上から水路を見る。)
(オオアラセイトウが咲く親水護岸)
ここで用水路めぐりは終了。
初めはJR南武線の鹿島田駅まで歩きとおすつもりだったが断念。
次回の楽しみとして残すことにした。
武蔵小杉の賑わいや我には無縁のタワーマンションなどを眺めながら、駅に到着。
待つことなくすぐ来た電車に乗って武蔵溝ノ口駅へ。
そして田園都市線と乗り継いで帰宅した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます