旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

北海道旅行二日目~美瑛「四季彩の丘」と富良野「ファーム富田」を歩く

2007-09-06 23:24:56 | Myファミリー
ここ「四季彩の丘」は、パッチワーク状に見える農地を背景に、色とりどりの花々が咲き誇るまさに“美し瑛”の丘。

(美瑛町の名の由来:町の公式サイトでは次のように紹介)
”美瑛は、アイヌ語の「ピイェ」より転訛したもので「油ぎった川、濁った川」という意味。それを本町の開拓者が「ビエイ」と訛って呼んでいたものに「美しく、明朗で王者の如し」という意味の「美瑛」の漢字があてられ、現在の「美瑛」と命名されました。”

ちなみに、わが所有の漢和辞典では、「瑛」とは玉の光、透明な玉、水晶と紹介されている。
   

駐車場は、大型観光バスや自家用車、われわれのようなレンタカー組でほぼ満杯の状態。

ここの施設2階で昼食。オススメは、スープカレー。地元のジャガイモ、ナス、ニンジン、ソーセージがかなりの大きさのままでゴロッと入っている。

腹ごしらえを終え、いよいよ丘を散策。

こちらは、丘をめぐるトラクター牽引の乗り物。花畑は斜面をそのまま利用して作られているので、やはりトラクターのようなものでなければ歩けない。でも、これで移動してはせっかくの花々鑑賞も表面的になってしまうだろう。ということで、われわれはゆっくりと散策。

とにかくすばらしい眺望。その一端を紹介します。

花畑入り口には、「この園に感動された方は維持管理経費にご協力ください。」とあった。五人分として千円を箱に投入。






















    *

後ろ髪引かれる思いで次の目的地で移動。場所は、富良野の「ファーム富田」。

こちらはラベンダーで有名。しかし、この時期はすでにラベンダーは終わり。花の無い株のみが畑に残されていた。

それにしても、ここも多くの観光客でにぎわっていた。花は無くとも、ポプリや化粧品、その他沢山のグッズなどが販売されており、売店めぐりでも十分楽しめる。

いまから50年も前にラベンダーの魅力に取り付かれた一人の人間の熱い思いが、富良野を代表するファーム、いや日本を代表するファームを作り上げたことに、自然と頭が下がる。(ラベンダー入りのソフトクリームは、香りといい、濃厚なミルクといい、とてもうまかった。)




(ラベンダー畑)



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ここから、今夜の宿がある「白銀温泉」に向かう。これまた移動時間は約1時間。ホントに車の交通量の少ない山道を走る。「日が暮れて、ヒグマにでも出会ったらどうしよう?!」
そんな思いにかられるような道。

※ 北海道旅行3日目 ⇒ こちら



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