2017.10.08(日)日光白根山(奥白根山)に行ってきた。
日光白根山 2578m 百名山 関東以北最高峰
最初に考えていたのは、菅沼コースで弥陀ヶ池~五色山~前白根山~五色沼~奥白根山を回るというもの。
これなら、迫力ある奥白根山の山容をまずもって眺めることができる。
しかし、これは時間がかかりそう。
陽もだいぶ短くなっているので、今の我が体力からすれば少々無理。
なので、丸沼高原のロープウエイ利用を選択。
ここの駐車場はかなり広く、トイレなども整備され、前泊(車中泊)するには便利。
2017.10.07(土)午前11時に我が家を出発。
丸沼高原までは、我が家から317km 4時間以上かかる。
東北道を南下し、安達太良PAで休憩。(満車)
宇都宮IC~日光宇都宮道路経由で、群馬県利根郡片品村の丸沼高原に午後4時に到着。
残念なことに、ここでは食事をとることができない。(オーダーは午後2時までで終了)
持参した食料を取り出し、車内で済ませ、早めに就寝。
だだった広い駐車場には、6~7台くらいしか停まっていなかった。
それが翌朝5時には、ほぼ満車状態。
大型バスも次々にやって来た。
7時半から運行開始のロープウエイには長蛇の列。
さすが人気の山だと感心しつつも、これではにぎやか過ぎて落ち着けないだろうと思ってしまった。
(左が男・女更衣室、中央が男子トイレ、右が女子トイレ。これは下山後に撮影。)
(朝7時前から並んでいる。ロープウエイは7:30から運行)
ゴンドラは相乗りで山頂駅へ。
もうかなりの人たちで、まるでお祭り広場のようになっている。
辿るのは、白根山ルート~五色沼~弥陀ヶ池コース。
二荒山神社の鳥居をくぐって歩きを開始。
とにかく人の列が続くので、のんきに山の雰囲気を楽しんでなどいられない。
こちらは、写真を撮ったり、適当な場所で休憩などしたいのだが、そういったところには決まって誰かが休んでいる。
混雑する富士山のことは聞いているが、この山も同様らしい。
秋晴れの休日だから当然のことか。
平日に来れば良かったという思いを抱きつつ、山頂を目指した。
森林限界を越えるといっきに眺望が開けた。
硫黄でも含んでいるのだろうか。緑色の大岩や崖を見やり、ジャリジャリと礫を踏み、上る。
(燧ケ岳の方角)
それにしてもなんという人の数。
山頂標識まで行こうとして諦めた。
(下山時の山頂駅でわが前にいた男性は、1時間待ちだったと話していた。)
(五色沼を見下ろす。)
(山頂の列)
山頂では休むことなく、五色沼へ行くことにした。
こちらの道は傾斜がかなりあり、落石を起こさないように気を付けて下りた。
(中禅寺湖が見える。)
(五色山、前白根山と五色沼)
(広い山頂の前白根山)
(下りてきた方角を見上げる。)
五色沼では、皆さん思い思いに休憩している。
こちらも30分超の昼食休憩をとった。
次は、弥陀ヶ池へ。
ここは立ったまま休憩し、先に進む。
(弥陀ヶ池。左は菅沼への道)
座禅山をかすめ、火口を覗き込んだりして針葉樹の林に入る。
ここからは下りの道。
少々膝に負担がかかるが、道が柔らかいので助かる。
(座禅山側への上り)
(座禅山火口)
林床のコケなどを眺めながら、六地蔵へ。
ここにも人がかなりいたので、一瞥して通過。
(六地蔵)
眺望の良い場所では、これまた大勢が腰を下ろして休んでいた。
なので、またまた通過。
結局、座禅山から山頂駅まで、ほとんど休憩をとることなく戻ることとなった。
そして、山頂駅。
もう大変な混みよう。
長い時間列に並び、相乗りでロープウエイを利用し、下に着いたのは午後2時。
(歩いたコース)
車に戻り、着替えを持って、ノンビリと座禅温泉に浸かった。
この座禅温泉とは、ロープウエイ駅舎の中にある。
ボディソープ、シャンプー・リンス、へドライヤーなどあり。※タオルは無し(レンタル可)
この後どうするか思案。
明日は男体山に登る。
このままここで車中泊し、明朝早く移動するか。
それとも中禅寺湖畔まで移動して、夕食とするか。
向こうならば食堂などがあるはずと向かうことにした。
しかしこの考えは甘かった。
紅葉を楽しんだ人たちの車で渋滞。
中禅寺湖先での工事の影響もあったようだ。
約30㎞の道を2時間半近くかかってしまい、湖畔着は午後6時半を回ってしまった。
食事処とある店々はすでに終わっている様子。
(もっぱら日中営業ということか?!)
『Coffee Shop スプーン』のサインを見つけ、ここで夕食にありついた。
(十分なボリュームのビーフカレー、サラダ、コーヒー付きはおいしかった。850円)
店の方に二荒山神社の登山者用駐車場やガソリンスタンドなど親切丁寧に教えていただいた。
神社の駐車場には、すでに5台があった。
わが車を一番端において、そして今夜も車中泊となった。
平日行けるようになったら行きます。
素敵な山なんだけどなー。
大変な人には本当に驚きました。
設備も整っている良い山なので、東京周辺からの登山者も多いのでしょうね。
こういう山は、やっぱり平日に限るとつくづく思いました。