旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

六ツ石山【東京都】

2021-11-21 23:17:01 | 東京都の山
(右後方が六ツ石山:2020.11.19御前山に登ったときの画像)


2021.11.20(土)奥多摩の六ツ石山(1479m)を歩いて来た。
なるほど登山口手前の民家の脇からの上りは急登で、奥多摩三大急登のひとつと言われるのもうなずけた。
その先の広い防火帯の道は快適そのもの。
山頂からの眺望はあまり良くないが、奥多摩駅への下りの道では大岩、紅葉などを楽しむことができた。
この山の人気の理由が分かった気がしている。

     *

わが家を出るのが遅くなり、立川駅では予定の電車に乗ることができなかった。
結局、混むホリデー快速『おくたま』(07:15発)を利用することになった。
かろうじて座れたのが幸い。
奥多摩駅は大変な混雑ぶり。
みなさんマスクはしているが、新型コロナどこ吹く風といった様子。
奥多摩湖経由のバスも満員で、これまたかろうじて「あと5人乗れます」の中に入ることができた。

水根バス停で下車。
歩き出してすぐに急な上りとなった。

(頭にバラバラと落ち葉が降ってきた。
ニホンザルが樹上で騒いでいる。
バス停脇の電線の上にもいた。)



(奥多摩駅からの道を見下ろす)
谷は多摩川


(奥多摩湖)


(登山口へは左の民家わきを上がって行く)


(岩の間に咲くのはハマギクに似ているが・・・?)
 今回の山歩きで見た花はこの1輪のみ


(産土神社)


ここまでもこの先もスギ林の急登。
それもかなりのもの。
明るい広葉樹林帯に入っても、斜度のキツイ上りが続く。





そして広い防火帯に出た。



(トオノクボ)




(扇ノ平ピラ)


(扇ノ平ピラから先)


(上りは続いても快適な道:山頂はもうすぐ)


(六ツ石山山頂)




(山頂からの眺望)


空が曇ってきた。
風が無いのが幸い。
昼食をとって下山を開始。



(山頂からすぐの下り)


(石尾根の縦走路)
鷹ノ巣山~七ツ石山へと続き、その先は雲取山
いつか辿ってみたい、そう思わせる道


道のわきに大岩の重なりがあった。
覗き込んだらやっぱりあった。
朽ちかけた小さな社。
”磐座(いわくら)”



(わきに回って撮った岩と社)


道を少し先に進むとこれまた巨大な岩。
踏み跡があるので行ってみた。





(巨岩の後)
上がってみたところで眺望は期待できそうもない。
一息ついて登山道にもどった。


(正面に見えるのは御前山?)


三ノ木戸山分岐に着き、持参のマップで確認。
「絹笠をへて」を選択。



(三ノ木戸山分岐:画像右奥の方向へ)


(三ノ木戸山)


(前方に広い道:ここは進入禁止 登山道は右側のスギ林の中)


(ここら一帯は滑りやすい)


今日一番の紅葉を見ることができた。







通行注意の桟橋が出てきた。
大したことないとたかをくくっていたら、ドキッとなった。



(腐ってボロボロになっている) ※渡り終えて撮影


ホンの少し先には神社と石仏があり、立ち止まって眺める。



(稲荷神社)






(林道に出た)


舗装林道をしばらく歩くと、奥多摩駅への近道の標識があった。
小さいので見落としかねないようなもの。
その先にもあった。







羽黒三田神社の脇を抜けて奥多摩駅に到着。
駅周辺はザックを背負った人たちや家族連れ、地元の方々などが大勢歩いていた。



(羽黒三田神社)


(愛宕山~鋸山)
大岳山から続くこの峰を、これまたいつか歩いてみたいものだ。


奥多摩駅14:30発の青梅行きに乗車、青梅、立川、武蔵溝ノ口と乗り換えて帰宅となった。
いっそもう少し山でゆっくりし、下山すればよかった。
そうすれば、ホリデー快速15:27発(奥多摩駅始発)で立川まで座っていられたはずだから。





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