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2019.04.06(土)山の会のメンバー5人とともに、奥多摩の蕎麦粒山(そばつぶやま 1473m)を歩いて来た。
天気に恵まれた土曜日ともあって、JR青梅線奥多摩駅は登山者で混みあっていた。
改札口に向かうザックを背負った人の数を見て、「エ~ッ! こんなに居るの?」と危うく声を出しそうになったほど。
定時のバスはすでに満杯。
それでも列に並ぶ数が増え続ける。
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臨時便が出ることになった。
今日の登山口となる川乗橋バス停に着いた時には、多くの登山者が準備を整え歩き出すところだった。
われわれも、コース確認をしてそれに続いた。
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「百尋ひゃくひろのノ滝」上部の先までは、舗装された川乗林道をそのままたどっても良いのだが、それでは面白くない。
滝の手前まで行ってから迂回路を上って再び林道に合流するルートを選択。
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(左の切通しとなった岩山と右下の崖に、自分たちが中空にいることを知る。ここの林道工事はかなり大変だったろう。)
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(舗装された林道を進んだ細倉橋の百尋の滝・川苔山(川乗山)への入り口)
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(そして山道を行く。)
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(渓流)
ところどころ小滝のある清らかな渓流を見下ろし、新緑や紅葉の季節はかなり美しい景色となるだろうと想像してみる。
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(ヨゴレネコノメ:わざわざ”ヨゴレ”などと付けなくても良いと思うが・・・。)
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(滝)
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(セリバオウレン)
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(素敵な光景)
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(こうしてみると登山道わきの斜面はさほどでないように見えるが、歩く目線からはかなり急なものに感じられる。)
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ヘヤピンカーブのような地点に来て休憩。
どうもこの辺りが林道に上がっていくところらしい。
(こんなところでタイミング良く休憩をとるとは、さすが山になれたメンバーだと感心してしまった。)
しかしマップには道標と記載されているが、それが見当たらない。
(あるのは、立木に括りつけられた標識。)
踏み跡があるのを見て、支線尾根に入った。
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(中に入ればしっかりした道)
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(ひと上りで林道の上に出た。)
ここからは、ふたたび林道歩き。
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(ダンコウバイ(壇香梅))
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(百尋ノ滝を見下ろす。林道が刻まれた岩山と高さに注目。新緑や紅葉の景色も見てみたいものだ。)
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(治山工事用ヘリポート)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/32/64aba9d7f80f7361eebd883a2e5a9d01.jpg)
(林道を上り詰めた地点の離岩尾根コースへの登山口)
離岩尾根というから露岩帯をイメージしていたが、そこは林内。
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(足元の木道はかなり腐食が進んでいる。このままでは廃道になるかも。踏み抜かないように注意!)
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(上部に長沢背稜縦走路)
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(縦走路に合流)
いよいよ、蕎麦粒山山頂に向かう。
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(アセビ(馬酔木)の樹下を行く。)
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(口を開けて向かってくる大蛇を連想)
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(これまた威厳のある風雪を耐え抜いたブナ)
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(蕎麦粒山山頂に到着。山頂で休んでいた方から、右の岩が蕎麦の実の形に似ていることが山名の由来と教えられたが、そうではなく山容からのようだ。)
山頂にいた男性にお願いして記念の集合写真を撮り、やや慌ただしく昼食休憩。
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(長沢背稜縦走路と川乗山方角を望む。)
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(下山開始)
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(道脇は50度はあるだろうと思われる急斜面。道を踏み誤れば即数百mは滑り落ちてしまうだろう。)
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(ブナロード)
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(強風に倒されたブナの脇を行く。)
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(一杯水:貴重な水場。飲んでいないので味は不明。)
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(一杯水避難小屋)
しばし休憩の後、下山を再開。
尾根筋の道は楽しい。
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途中からは杉の植林地と広葉樹の境を歩くようになった。
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(? なんでこうなった? 一度は成長をあきらめたが、周りの木々に鼓舞されてふたたび大きくなることを目指したか・・・?)
金網で囲われた脇を下る。
イノシシやシカ除けではない。
それは鉱山とのこと。
鉱物は何なのか気になった。
(下山してそれが石灰石の採掘場だと分かった。)
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(皆さんはトットコ下って行くが、こちらはヒザが痛くなりかけた・・・。)
急傾斜地に建つ民家の裏手に出た。
そこをさらに下る。
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(民家の裏側を抜けて出てきた登山口。石垣とフェンスの間が道。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e5/4afd3369c06c11226ca65908e742dc43.jpg)
(下りてきた方角を眺めると斜面全体が石灰石の採掘場になっているのが見えた。)
東日原バス停到着は午後5時近く。
予定時間より約20分遅い。
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(東日原バス停:ここで17時22分発のバスを待つ。)
皆さん、ここまで約8時間歩きどうしなのに、ベンチに座った途端にもう次の山の話をしている。
なんたるタフさ。
ちなみに、次のような算式で、この蕎麦粒山のコース定数を出してみたら32.83だった。
これは、日帰り登山の健脚者向けの山ということらしい。
なるほど疲れるはずだ。
コース定数=1.8×行動時間(h)+0.3×歩行距離(㎞)+10.0×登りの累積標高差(㎞)+0.6×下りの標高差(㎞)
=1.8×8h+0.3×16.9㎞+10.0×1.272㎞+0.6×1.059㎞
=32.83
それにしても、膝の痛みも出ずに歩き通せたことはうれしい。
バスに乗り、東日原から奥多摩駅へ。
途中、川乗橋などから続々登山者が乗車してきた。
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(山小屋の趣を残し改修されたJR奥多摩駅)
※奥多摩駅:昨年の9月から改修工事が始まり、このほど完了。今月13、14日に記念行事が開催。2階のカフェ『ポート おくたま』は、今月1日から営業を再開。
駅では30分くらいの待ち時間。
青梅駅で乗り換えて立川駅へ。
さらに南武線、大井町線と乗り継いで二子玉川駅に着いた時には午後8時を回っていた。
駅構内のソバ屋さんで夕食を取り、その後は例によってとぼとぼ歩いての帰宅となった。
とても疲れたが、満足の山行だった。
ご一緒させていただいた皆さんに感謝!!
歩いたコース
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こんなに沢山の写真を撮りコメントを残せるほど余裕があったんですね。これからは、山中の樹木について解説をお願いしますよ。
お世話になりました。ありがとうございます。
余裕はなく、でも写真は撮りたいしで皆さんについていくのがけっこう大変でした。好奇心が旺盛なものですから・・・。
今後ともよろしくお願いします。