![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/41/575fa4db425ef769c9faa11be22f92c8.jpg)
羽黒山側から月山に登ってきた。
この道は、東北自然歩道に指定されている。
今回も単独行。
10日間の謹慎が解け、そして2週間が過ぎた。
今後のわが身の節制と職場の問題に思いめぐらすのに少々疲れてきた。
そういえば、出羽三山の羽黒山は現在、月山は過去、葉山(月山から東に延びた山脈)は未来、湯殿山は総奥の院という。
我が悩みも「現在」のことだからちょうど合う。
なので、せっせと歩くことにした。
(注)昨年は、姥沢側と湯殿山側からの登りだった。
※出羽三山神社公式サイト ⇒ こちら(四季の峰)
「神仏習合の時代、羽黒山は現世の安穏を約束する観音菩薩の補陀落浄土、月山は死者の赴く過去世にあって衆生を導く阿弥陀如来の極楽浄土、葉山は未来永劫にわたって衆生の苦悩を除く薬師如来の瑠璃光浄土で、各浄土の仏の加護と引導によってそれぞれの関を渡り、現在・過去・未来のすべてが凝縮された大日如来の密厳浄土(湯殿山)へ赴き即身成仏すると説く。山中においては現在→過去(死後)→未来(再生)と流れ、通常の過去(生前)→現在→未来(死後)という秩序とは異なる時空で展開する。」(出典:公式サイト)
宮城県側はあいにくの天候でも、山形県側はすこぶる良い。
青空に山頂からの眺望をつい期待してしまう。
泉PA(ETC)発 午前4時半。
月山八合目着 午前7時45分。
(やはり軽自動車は遅いし、途中道を間違えるし・・・。)
駐車場は満杯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/a1/7db41d24320c932913bd0473af999a22.jpg)
▲香川、千葉、埼玉ナンバーなどもある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/c3/e5632b0f18294bef82c3812664dadb72.jpg)
▲この景色に期待は高まる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/65/f0939cfc115e4866e2f0423620c973d9.jpg)
▲案内板(抜粋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3f/122bcf7d47a5ffb3a2af5ebfc902996f.jpg)
▲月山御田原参篭所(中の宮)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/89/14582eabe5f0738f258e6cf4a0e43401.jpg)
▲湿原に咲くニッコウキスゲ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/df/9d89bf0ebc121d8b9494673d258301dd.jpg)
▲ハクサンチドリ
登山口から先に進んで間もなく花々が迎えてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b5/2f5986adbb165b2a4eded8aa8ba17159.jpg)
▲ツマトリソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/bf/99a64cbe0cc9640c3c537ae51cd88b66.jpg)
▲ウラジロヨウラク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/23/b218f6de96564a854d36a034fe93eb5d.jpg)
▲イワカガミ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/6f/fd97d17de15954278f64d72d886777cd.jpg)
▲ウサギギク?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/71/84e2d1dec2bf60cf5b4fc926c9189204.jpg)
▲ショウジョウバカマ
雪渓を越えて行く。
(雪渓はこの先も数ヶ所出てくる。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/e9/bb8219cf86e6eabbd070f9732777ce72.jpg)
▲慎重に進む(滑り落ちたらかなり下方までいきそう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/9d/fb36021e630c6fac000c318cb54b7609.jpg)
▲群生するミヤマシオガマ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/55/30ff1e5a374ce4aa488680c99f3370a3.jpg)
▲山頂方向の眺望
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/92/7f157f0c0ea01d57aace28f4bca52e1b.jpg)
▲アオノツガザクラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/44/34c0798258c16a55fad7446ea5883c23.jpg)
▲チングルマ
仏生池小屋が見えてきた。
小屋手前の道の両側には慰霊碑群。敷かれたゴザにはお賽銭。
岩窟風の真名井神社。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c1/09781c31c703bd033d523d7bf39ecc93.jpg)
▲仏生池小屋(売店、トイレなどがある。コーヒー1杯500円。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/10/c82c0366f0a9fd073bcc2dd90562d9a5.jpg)
▲九合目 真名井神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/82/d2b21ab74da57d8b6d5293a07aae7e60.jpg)
▲道の両側に並ぶ慰霊碑群
またまた良い景色が現れる。
ガスがとれていたらきっと素晴らしい眺望を楽しめることだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/22/8eee12b1c3324a934f97e647b8486072.jpg)
▲良い眺め
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/05/02275ed8e0235f1fc6d3b5796808b6f5.jpg)
▲シラネアオイ
行者返しの岩場が出現。
大岩がゴロゴロしているが、登りやすい道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7b/8d5daf3940525effe5839bf0bb628595.jpg)
▲行者返しの上り口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/35/51430f8fb0c2c21e46ec3eacf89478e6.jpg)
▲行者返し
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/cd/b5de2456e6ee55fd10f5381ab207f783.jpg)
▲行者返し(来名戸神社の標柱がある岩窟)
山頂はこの山の向こうにある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/30/15ae43796b58366fb169231424d73866.jpg)
▲期待は増してくる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/be/6188d49bf3fe6b5def369d4536f34548.jpg)
▲ハクサンイチゲ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/16/c16a7b9b895c83e2ce03dd00a8da994e.jpg)
▲紅葉の季節もまた格別か
月山山頂は間もなくのところ。
ガスが濃くなってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/38/c05965080d5ca9075ca19c6815933f85.jpg)
▲ガスに覆われた山頂直下の雪渓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/d0/4e13b5e922ca02134ddb6c0d3d089885.jpg)
▲月山神社西側の斜面(晴れていれば鳥海山が見える)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/41/575fa4db425ef769c9faa11be22f92c8.jpg)
▲品倉山側の雪渓(強い風で縞模様ができている)
神社にお祓いを受けて参拝。
その後は南側斜面でゆっくり昼食をとる。
周りは次から次に登ってくる登山客でいっぱいになっていく。
特に、姥沢側からはたくさんの人の列が続く。
かなりの賑やかさの中での長めの休憩になってしまった。
後は、あまり休むことなく下山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e1/392dceb1a8992bdecd3a929b6f4dc525.jpg)
▲御田原の池塘(烏が元気に水浴びしていた)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/69/e94f267fecd1c0da048b52c6cd706ccf.jpg)
▲ミズバショウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c2/f7b0d5076a7257b5f60f9a96bf79e772.jpg)
▲イワイチョウ
八合目の駐車場に戻るとこれから九合目を目指すという白装束の方々がいた。
しばし懇談。
程よい疲れを感じながら、山形道~東北道を仙台に戻ってきた。
今度は秋晴れを期待するか?
山頂のクロユリや、弥陀ヶ原のオゼコウホネはご覧になりましたか?
ガスがかなり濃くなりそうだったので下山を急ぎ、クロユリの咲いているところまでは行かなかったのです。オゼコウホネは、あいにく気が付きませんでした。