土日ともに低気圧が停滞し、宮城県以北は天気が悪いみたいなので、福島県の安達太良山(1700m)に行ってみた。
(秋田駒ヶ岳には、また先のことになってしまった。)
※ 前回の記事は ⇒ こちら
今回の狙いは、ハクサンシャクナゲの花と船明神山(1667m)に登ること。
できれば、鉄山にも・・・。
ということで、『あだたらエクスプレス(ゴンドラ)』を利用して時間を稼ぐこととした。
奥岳登山口の駐車場に8時45分に着いたら、もうすでにかなりの数の車が止まっていた。
のんびり準備を整え、ゴンドラに乗り、薬師岳に到着。
歩き開始9時30分。
続々人が登ってくる。
五葉松平、仙女平と眺望を楽しみながら、安達太良山の山頂を見上げる。
▲登ってきた方角を振り返る
▲山頂の岩山には大勢が登っている
こちらも遅ればせながら、その岩山に登ってはみたものの、あまりの混雑にすぐに退散。
▲和尚山(1601m)
沼ノ平を見渡せる場所に移動。
何度見てもすさまじい光景だ。
▲沼ノ平
▲鉄山(1709m)の方向
強い風を受けながら船明神山(1667m)を目指す。
▲これから向かう船明神山(中心部の突起状のもの)
▲こちら側のすり鉢状の落込みに足が萎える
▲船明神山
▲船明神山への道(草付きの際を歩く。落ちたらどうなるのだろう・・・?)
山頂の岩山で、沼尻側から登ってきた男女4人のグループとすれ違う。
この先に進めば、池のほとりに出るという。
また、安達太良山は、沼尻からのコースが最高だとも言っていた。
▲船明神山山頂に鎮座する祠
▲岩棚から見下ろす池
だいぶガスが濃くなってきた。
途中、昼食休憩をとり、牛の背に戻った時には、もうすっかりガスで周りが見えなくなってしまった。
急いで下山開始。
鉄山はまたいつか・・・。
▲牛の背
▲ガスがなくなった瞬間の景色
▲峰の辻付近も濃くなってきた
今回は、「くろがね小屋」の方には回らず、勢至平にまっすぐ降りる道を選択。
▲ぬかるみが続く登山道(勢至平に近づくにつれて悪くなっていた)
ここからは新道(馬車道)を黙々と進む。
道は歩きやすいのだが、難点は距離が長いこと、見所がなく飽きてしまうところ。
秋には紅葉やリンドウ、アキノキリンソウなどが楽しめるこの道も、
今はいたるところで目につくショウジョウバカマも花はとうに終わっている。
『あだたら渓谷自然遊歩道』を通って駐車場に戻ることにした。
紅葉を流す滑床の沢や滝は、きっとえもいわれぬ美しさだろう。
▲平滑の床(滝)
▲魚止滝
今日出会った主な花。
▲ハクサンシャクナゲ
▲ウラジロヨウラク
▲サラサドウダンツツジ
▲イワカガミ
▲コメツツジ
今日歩いたコース。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます