遅咲き桜と半田山の組合せを見ようと、歩いてきた。
半田山(標高863.1m)は、“古くは半田銀山として、江戸時代後期には日本三大銀山のひとつとして栄えた。江戸時代の名山絵図にも描かれた名山であった。”と『福島県の山』(山と渓谷社)では紹介している。
半田山自然公園の北駐車場に行く道わきのモモ畑は、満開。
濃いピンクの花棚が広がっている。
北駐車場スタートは7:45。
「開花期にも歩いてみたいものだ」などと思いながら、ヒメサユリの咲く場所を過ぎていく。
▲ロープで立ち入れ制限されたヒメサユリの咲くエリア
展望台の脇を抜け、ジグザグ状の道をひたすら登る。
(眺望は良くないが・・・。)
それにしても、登山道はとてもきれいに整備されており、その努力にいたく感心させられてしまった。
いたるところにショウジョウバカマが咲いている。
(南駐車場側はもっとたくさん群生していたが・・・。)
▲ショウジョウバカマロード
登り一辺倒に飽きて疲れを感じてきたとき、こういう花々を眺め、写真を撮ることを休憩の言い訳にできるからいい。
▲登ってきた道
▲山頂手前のなだらかな道
山頂(863.1m)は、やや広い。石祠が3基ならんでいる。
休んでいた新潟県から来たという男性としばし懇談。
山頂からの眺望は、天気がとても良いのに春がすみにモヤってイマイチ。
国見の郷や阿武隈川もハッキリと見えない。
▲半田山山頂
その男性と別れ、ハート型の半田沼を眺望できるという場所に急ぐ。
確かにハートレイク。
沼の周りは今を盛りに咲くサクラ。
(農業用水として使用が始まると、水量が減り、ハート型にはならなくなってしまうそうだ。)
▲ハート型の半田沼と国見町の郷
南駐車場への道(下り)はかなりの勾配。
すれ違った男性は、北側からの登りが南側からよりは楽だと言っていたが、そう思える。
▲急な勾配(降りて来た道を振り返る)
▲キクザキイチゲ
舗装された林道出あい(脇に駐車場あり)を過ぎ、キャンプ場側へ右折。
(左側の道へ)
(右側の林の道へ)
▲固まって咲くカタクリ(キャンプ場周辺は群生地)
南駐車場に下りて来たら目の前に『緑の広場への道』の案内標識があったので、そちらも歩いてみることにした。
(南駐車場側から振り返る)
▲緑の広場への道
▲緑の広場への道
ショウジョウバカマがこれまた沢山咲いている。
広場らしきものを見ないまま進むと多目的広場に出た。
ここで管理センターを確認してこなかったことを残念に思い、そちらにも回ることにした。
▲多目的広場(周囲は桜、馬酔木などが植えられている。)
半田沼の周辺は、ヒガン系のサクラも咲いて色鮮やか。
大勢の人々が思い思いに散策している。
たしかにここ半田山自然公園は素晴らしいところだと納得。
今回もフラフラ歩き回ったり、ノンビリ休憩などをしていたので、北駐車場戻りは11:15。
※国見インター~泉PA(ETC)経由で帰ってきたら、午後1時前には我が家に着いてしまった。
秋の紅葉時にも再訪してみたいものだ。
▲今日のコース
※半田山管理センターに置いてあった案内図
※「その通り!!」と、声に出して言いたくなる標識
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