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5月2日は、奇怪な岩峰とアカヤシオの眺望にひかれ、いわき市の二ツ箭山(ふたつやさん 709.7m)に行ってきた。
標高はさほど高くはないが、奇岩の折り重なる光景はすごいものだった。
※ この日は、二ツ箭山の後、背戸峨廊(せとがろう)へ。さらに蓬田岳(よもぎだだけ 952.2m)のある平田村に移動。
翌3日は、蓬田岳に登った後に開催中の『2014ジュビアランドひらた 芝桜まつり』へ。
背戸峨廊、蓬田岳については、後日紹介します。
天気は申し分なし。
駐車場も広い。
見上げれば、岩の峰。
期待がいっそう高まる。
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杉林の道を進むと、登山道の雰囲気も増してくる。
沢を越し、尾根コースの道を登って行く。
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〆張場脇を過ぎると大きな一枚岩が出現。
これを登って行かなければならない。
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▲登ってきた一枚岩
急登を繰り返していくと、今度は大きな屏風岩。
その下にはチョコンと石祠が鎮座。
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▲右の大岩の足元に石祠
さらには、壁のような岩の脇を通っていくと、これまた見上げて唖然とするような岩山。
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「女性や子供はこちらのコースを」という標識を見て、「われは男だ」などとイキガッテ別の道を選択したら、高さ40m(いわき市の紹介資料)というクサリ場に出た。
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これまた唖然。
登れるだろうかと少々心配していたら、私よりも少し年上の方が「大丈夫」と言ってくれたのでチャレンジすることにした。
岩場は前日の雨(けっこうな大雨だったらしい)で、滑りやすくなっている。
クサリもロープも濡れている。
3点支持(確保)に気を配りながら登る。
着いたところは、男体山と女体山の基部。
男体山には登るところが見当たらなかったので、まず女体山にクサリにつかまりながら登った。
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▲女体山への登り
先にいた男性から「裏に回れば男体山にも登れる。せっかくなので登ってみては。」と話しかけられたので、行ってみることにした。
しかし、やはりかなり険しい。
頂上からの眺望は確かに見事だが、先に登った女体山からでも同じようなものと思えば無理をしなくてもよかったと少し反省。
高所恐怖症の自分としては、腰をかがめて周囲を眺め、すぐに下山。
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▲女体山から見た男体山
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▲女体山から見た男体山
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▲男体山へのクサリ
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▲男体山山頂からの眺望
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▲男体山山頂からの眺望
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▲男体山から見た女体山
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▲男体山から見た女体山
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▲女体山側から見た月山方角
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▲二ツ箭山山頂はこの峰の後方
次は、少名彦。
こちらの岩登りもたいへん。
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▲ひらべったい三角煎餅にような岩に取り付けられたクサリ
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その次は、抱石をくぐり足尾山へ。
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▲抱石
こちらはクサリがあっても足の置き場確保が、わたしにはできない。
”無理は禁物”と心がけ、即諦めた。
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▲足尾山へのクサリ
修験台とはいかなるものか興味はあったが、そちらを選ばず、山頂に向かう。
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▲山頂・月山への道と修験台への道の分岐点
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▲アカヤシオの花(一帯の群生は、前日の雨でかなり散ってしまった。シロヤシオは咲き始め。)
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▲「これまたどうしてこうなったの?」と考えこませてしまうようなブナの枝
二ツ箭山山頂は、これまでの山からは想像もつかないようななんとも普通のもの。
眺望はまるで効かない。
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▲二ツ箭山山頂
次は、尾根筋を回るようにして月山(がっさん)を目指す。
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▲月山(月山神社)
ここからの男体山、女体山の眺望は絶景、絶景。
山霧に顔を出す姿、夕暮れや紅葉時などはきっとえも言われぬものなのだろう。
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▲左は男体山、右が女体山(山頂にベンチがあり、数人が休憩している)
後は、月山新道をひたすら下って駐車場に戻ってきた。
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▲月山新道
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▲絶妙な組み合わせ
※ 今日のコース
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男体山の上は怖かったです。でも行かなければね。
中々面白いところだったことを思い出しました。
またいつかアカヤシオが全山を染めるころに再訪したいと思っています。