旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

岩高同窓会東京支部の総会とフェルメール展に

2008-11-29 23:00:40 | 映画・芸術・芸能
第52回東京岩高会(岩高同窓会東京支部)の総会があったので、久しぶりに東京に出かけてきた。その後は、同じ公園内にある東京都美術館のフェルメール展に・・・。

今年も総会会場は、上野公園内のグリーン・パーク(西郷隆盛銅像のすぐそば)。

参加者は68名。昭和37年に卒業された方々が同級会を兼ねて16名が参加。その中には、栗原市在住の方々も数人いた。互いに当時の“あだ名”で呼び合うなど、かなり懐かしい顔ぶれだったようだ。



それにしても、東京支部の活動はしっかりしている。6月14日発生の岩手・宮城内陸地震後は直ちに義捐金を募る活動に着手。8月4日までには100万円を栗原市に贈ったとのこと。

総会に続き、民話の語り部として活躍している同郷の木名瀬五百子(きなせいおこ)さんによるこれまた昔懐かしい4話、懇親会(マジックショウもあり)、栗原産の米などが当たる抽選会が行われるなど、盛りだくさん。午前11時から始まり、午後4時過ぎまでという5時間にわたる長時間のものとなった。この後、同じ会場で二次会があるという。こちらは遠慮することにした。



 *

急ぎ足でフェルメール展に・・・。美術館に着いたときには、額から汗が流れ落ちるほど。そして、やっぱり大勢の人。入館待ち時間20分ときた。



展示室に入ってこれまた大変。作品の下半分が見えない。頭、頭、頭が邪魔をする。つま先だって覗いていたら、しまいには足がツッテきた。汗は出てくる。空気はムンムン。(コートや荷物はコインロッカーに預けていたが。)

良い展覧会は人の多いところで開催される。しかし、人が多くて鑑賞できない。皮肉なものである。

それでも、目的のフェルメールの作品は、この目で見ることができた。光の天才画家と紹介されているように、透視法の利いた静かな、それでいて瑞々しい作品群。その他の「デルフトの巨匠」たちの作品もこれまたすばらしいものだった。

「じっくりは見ないだろうな~」と思いつつ、結局最後は図録集も買ってしまった。仙台への帰りは、これでまた汗をかくことに・・・。


(美術館の中庭から)


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