旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

金城武が諸葛亮孔明役の『レッドクリフ』を

2008-12-06 01:56:15 | 映画・芸術・芸能



映画『私は貝になりたい』を見たいと、数日前から家族の者が言う。「それなら、どうぞ! でも、こっちとしては見たくない。一人で行けば!」と、突き放してしまった。しかし、すぐに思い浮かんだのが『レッドクリフ』が上映中ということ。そこで、映画館までは二人で行き、それぞれ別のものを見ることにした。

『レッドクリフ』とは、三国志に出てくる「赤壁の戦い」をモチーフにした大作。今回は第一部(第二部は来年4月から上映)。久々に、スケール感のある映画を見た。

諸葛亮孔明の役を演じる金城武は、とても良い味を出している。中国人の俳優人に混じってまったく違和感なく、それでいて聡明・スマート。洗練された人(sophisticate)と表現する方がふさわしいかもしれない。

中村獅堂もオーバーアクション染みてはいるが、個性を発揮し、存在感は十分。

ともかく、一人のびのびと大いに楽しめた。第二部が待ち遠しい。

  *

11月22日は、「いい夫婦の日」。もちろん、語呂合わせによる。この日の朝日新聞「天声人語」は、意味深でかつ洒脱な内容であった。それは、次のようなもの。なんだか、我が家のことのようでもあるが・・・。

・ 各種の「夫婦調査」によれば、互いの気持ちはすれ違って、夫から妻への片思いが多くなっているようだ
・ 夫婦一緒の時間を充実させたいという夫が増えているのに、妻の方は減少
・ 熟年夫婦では、15%の妻が夫に嫌悪・不愉快を感じている
・ 定年やらで人生戦線を縮小し始めた男と、これから戦線拡大をもくろむ女
・ 自分の砦に立てこもる夫と、残りの人生を楽しもうとする妻
・ 別荘が欲しいと夢見る夫と、別荘まで行って家事などまっぴらの妻
・ オジサンは司馬遼太郎を読み、オバサンは渡辺淳一を読むようになる
・ 夫の方も「女房元気で留守がいい・・・」ぐらいの生活技術と独立心を備えたい

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