一度目の診察

昨日の続きで、京の目の事です
心配かけてごめんなさい

今の状態は、お薬が効いて片方の目は見えるようになってます
ただ、また見えなくなる可能性もあるという事でお薬を続けています

記録のために、順を追って書いてるので
こんなこともあるんだ～って感じで読んでくださいね



8月8日、土曜日

朝のお散歩で見えてないと思った後
何度も京の顔を見たけど、全然目が合わない

病院に行く前に、急に見えなくなったことをお友達に相談した
お友達のワンコは、「水晶体脱臼」で目が見えなくなったという
ただ両目いっぺんに水晶体が外れちゃう事は考えにくいという

もしそうなら、片目は見えてるといいなぁ～
水晶体脱臼なら、眼科専門医で手術することができるらしい
そんな事を思いながら病院に行った

かかりつけ医にはドッグランがある



芝生で平らで柵に囲まれてるから、溝に落ちる事もないし
誰も使ってないから安全だ

見えてない状態で普通のお散歩は難しいだろうと
ドッグランで歩かせてみた

でもあんまり動かずに、私の傍を離れない
私が少し動くと、足元にいる京も少し動く程度だった
やっぱり知らない所は怖いんだ



先生の診察では

水晶体はちゃんと付いてて、水晶体脱臼ではなかった
京は多少の白内障はあるものの、「目」そのものには問題はない
角膜炎でもないし、緑内障でもない、網膜の萎縮もない
網膜の血管もきれいに見えている

だけど、光を当てても瞳孔が開いたままで反応がない
片目づつ、棒のようなもので刺すふりをしても目を閉じない
目が開いたまま、全く動じない

両目とも光を感じてない。目が見えてない。という状態

目、そのものに異常がないのに見えてないというのは
視神経の問題か
脳腫瘍で視神経を圧迫してる可能性があるという事だった

かかりつけ医で出来る事というと
視神経の炎症を疑って、ステロイドを飲ませるという事

眼科専門医に行ったら、その他に出来る事はあるか聞いたら
同じく目を色々調べた後に、脳腫瘍を疑ってMRIを撮る事

MRIを撮った後に、脳腫瘍が見つかったとしても
視神経を圧迫してたら、放射線治療は難しいという事だった
もし脳腫瘍だとしても、治療ができないんじゃしょうがない

我が家の選択は
「視神経の炎症を疑って、ステロイド治療をする」事にした
今できる事はそれしかないからだ

この日は、病院でステロイドの注射を打った
ステロイドは即効性があるから、これで効くといいなぁ～
翌日から一日一回一錠、ステロイドを飲ませる事になった

先生からは、ワンコは失明しても1か月もすれば
家の中は不自由なく動けるようになると言われた
注意することでは
お散歩や出先では、段差や溝などを気を付けてあげてと言われた


病院から帰ってきたら、自分でお水を飲みに行ったよ



見えてないのに飲めてるよ　すごいね
でも、リフォーム中で変な所に置いてある冷蔵庫にはぶつかってた



前日の夜に階段をチェックしてた↓



落ちたら大変　危ないから下に設置してた柵を上にあげた



自分でベッドに行って・・くるくる回って



落ち着いた



急に真っ暗な世界になってしまった京
怖いだろうし、不安だろうな
この先、色んなものを見る事が出来ないんだと思ったら悲しくなった

何かする時や体に触る時なんかは
なるべく声に出して、ビックリさせないようにしよう

今年は酷いマヒが出なかったから
ステロイドを飲むこともなくて、良かった～って安心してたのに
結局はステロイドを飲むことになってしまった

この日は、ステロイドが効いてほしいと思いながら
あんまり期待しすぎて、効かなかったらがっかりしちゃうかも
なんて思ったりして、色んな気持ちで複雑だった