ずーみんのはがき絵七十二候

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はがき絵いろはうた三周目(その7)

2023-12-02 22:38:43 | 日記

 今までに描いたはがき絵をいろは歌に沿って紹介していくシリーズも三周目に突入しております。現代仮名遣いにない「ゐ」と「ゑ」はとばします。「を」と「ん」で始まるはがき絵もないだろうということで、一周あたり四十四作品を紹介できると思っております。

 三周目の第七回目、今回は「ね」「な」、そして「ら」です。

 

 

 

 

『ね』・・・ねこやなぎ

 

 

 ふわふわとした花穂がかわいいネコヤナギの一枝をアップで描きました。漢字では「猫柳」、俳句では春の季語です。ハングルで「我が家の花です」と書き添えてあります。

 以前に「自分が住んでみたい家」というテーマで描いた絵にネコヤナギを描き込んだことからこんな表現になりました。

 

 

 その絵がこちらです。手前のネコヤナギをメインに、草原の向こうに遠景の山と、そのふもとに小さく家らしきものも描いてあります。「あつまれ おえかきの森」というゲームの中のブログにアップしたもので、「ハンゲ」というゲームサイトにログイン(無料)すれば、他の作品もご覧いただくことができます。

 私のIDが「zoomin01ex」ですから、この名前で検索すれば「zoomin01exのブログ」というのが閲覧できるはずです。紙に描いたはがき絵とは違ってマウスを操りながら描いた絵なので、こちらも一度ご覧くださいね。

 

 

 

 

『な』・・・なずな

 

 

 春の七草のひとつ、ナズナを描きました。小さい花ですが、一つ一つが白い十字形の花です。アブラナ科の花の特徴ですね。この絵で下の方に描かれているハート形の部分は、花が終わったあとの実です。葉はこれよりもさらに下の方についていて、細長くて先がとがった、茎を包むようについている葉と、もっと根元にギザギザのあるちょっとタンポポの葉に似たような葉とがあります。冬は根元の葉だけがロゼットとなって冬越しをします。この様子もタンポポと似ています。タンポポはキク科、ナズナはアブラナ科なのにこういうところは似ているのが面白いと思います。

 ナズナは土の中の根まで全草が食べられます。韓国で市場で売っているのを見たことがあります。立派な野菜(?)として扱われているようです。「トリガイのしゃぶしゃぶ」をごちそうになったときに、鍋にナズナを入れてサッと煮ながらいただいたように記憶しています。別名ぺんぺん草、俳句ではは春の季語です。

 書き添えたハングルは「あぜ道の ここが果てなり なずな咲く」という意味です。

 

 

 

 

『ら』・・・らっきょう

 

 

 掘ったばかりでまだ「しょうやく」していないらっきょうを描きました。きれいに掃除して可食部だけにすることを「しょうやくする」と言うのですが、通じる人が少ないです。方言なのかもしれません。カラオケ仲間でもあるN先輩には普通に通じました。私もN先輩も農家の出身です。私が大阪府東大阪市出身、N先輩は岡山県奈義町出身と、出身地は遠く離れているので方言ではなく、農業用語なのでしょう。大阪市淀川区出身のパラム氏という先輩には通じませんでした。

 漢字では「辣韮」と難しい字を書きます。俳句では夏の季語ですが、「辣韮の花」だと秋の季語になります。

 「塩らっきょう」のつくり方を書き添えておきましたので、作ってみてくださいね。