ずーみんのはがき絵七十二候

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はがき絵いろはうた二周目(その13)

2023-09-08 22:47:34 | 日記

 今までに書いたはがき絵をいろは歌に沿って紹介していくシリーズの「二周目」です。現代仮名遣いにない「ゐ」と「ゑ」はとばしましょう。「を」と「ん」で始まるはがき絵もないのでとばしてしまいますね。

 二周目の第十三回目、今回は「ゆ」「め」そして「み」です。

 

 

 

 

『ゆ』・・・ユキノシタ

 ユキノシタの花をアップで描きました。「私が好きな花」と書き添えるだけあって、本当に好きな花です。小さい花ですが、この絵のように花弁にかわいい模様があります。我が家ではガレージにプランターを置いています。あまり強い日射は苦手なようで、半日陰を好むと書いてあったからです。花期は梅雨時です。ですから俳句では夏の季語になっています。寒さに強く、積もっている雪の下に緑の葉があることからユキノシタと呼ばれるようになったそうです。韓国語では「바위취(バウィチュィ)」と言うようです。「바위」は岩、「취」という山菜があるので、その仲間ということなのかもしれません。

 

 

 

 

『め』・・・メバル

 メバルを描きました。ハングルで「メバルを釣りに行きます」と書き添えました。韓国語でメバルは「볼락(ポㇽラㇰ)」というのですね。

 手釣りでよく釣れ、煮つけなどがおいしい魚です。大きいものは刺身や塩焼きで、と書いてありましたが、私はそんなに大きいものを釣ったことがなく、いつも煮つけでいただいています。春先から夏にかけてが食べごろで、そのため「春告魚」とも呼ばれています。俳句でも春の季語になっているようです。

 

 

 

 

『み』・・・ミズヒキソウ

 「水引草咲いていつもの散歩道」

 季語は水引草、季節は秋です。

 東大阪市の東部、それもかなりの山間部に住んでいたころ、散歩道に水引草が咲いているところがありました。季節の草花がたくさん観察できて楽しかったものです。ノミノフスマやキュウリグサなどの小さな小さな花が好きで、大きな虫眼鏡を持ち歩いて、立ち止まったりしゃがみ込んだりして、小さな花のつくりなどを観察していると時のたつのを忘れるほどでした。今は同じ東大阪市ですが西部に住んでいて、住宅や工場の中に住んでいる感じです。園芸植物はたくさん見られますが、以前のような豊かな自然、というわけにはいかなくなりました。土地が平らで坂道がないのは助かります。散歩道にイノシシの罠が仕掛けてあることも、交通事故に遭ったタヌキが死んでいることもなくなりました。



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