僕には無理だ。
到底無理だ。
仮定して考える事自体が無意味だって思われるかも知れない。
だけど、
こういった(事件)ことが起こるたびに、
僕は考える。
そう災害も同じだ。
大切な人がいる限り、
どんなことが起こってしまうのか?
絶対的に他人事ではないと思うから!!!
僕に同じ言葉を言うことが出来るか?
と、
問われれば、
僕には絶対無理だ。
◇妻を亡くした仏ジャーナリストのメッセージが共感の輪◇
【パリ賀有勇】
「君たちに憎しみの贈り物をあげない」
−−パリ同時多発テロで妻を亡くしたフランス人ジャーナリストのアントワーヌ・レリスさん(34)が、
フェイスブックに投稿した実行犯へのメッセージが共感の輪を広げている。
レリスさんは、
妻エレンさん(35)をバタクラン劇場でテロリストに射殺されたにもかかわらず、
メッセージで実行犯を「君たち」と呼び、
「君たちは特別な人の命を奪った。
私の最愛の人であり、(生後17カ月の)息子の母親だ」と心境を打ち明けている。
妻への変わらぬ愛をつづったうえで「君たちに憎しみの贈り物をあげない。
君たちはそれを望んだのだろうが、怒りで憎しみに応えるのは、君たちと同じ無知に屈することになる」
と、憎しみに憎しみで返すことはないと表明。
現在の心境を「悲しみにうちひしがれている。君たちの小さな勝利を認めよう」
としたうえで、
実行犯に対し「私が恐れ、安全のために自由を犠牲にすることを望んでいるのだろう。それなら、君たちの負けだ」
と述べ、
残虐なテロに屈することはないと宣言している。
メッセージは、
16日に妻の遺体と対面した直後に書かれた。
最後に
「私は息子と二人になった。だが私たちは世界の全ての軍隊よりも強い。君たちにかまっている時間はもうない。
私たちはいつもと同じように遊ぶ。この子の生涯が幸せで自由であることが、君たちを辱めるだろう」
と締めくくっている。
劇場では事件発生時、
米ロックバンドのコンサートが行われており、89人と最も多い犠牲者を出した。
レリスさんの投稿は世界中の人々の共感を呼び、22万回以上共有されている。
msn ニュースより